会長挨拶
会長 鯉淵 幸生
(独立行政法人国立病院機構
高崎総合医療センター 副院長)
第34回日本乳癌検診学会学術総会を主催するにあたりご挨拶を申し上げます。
2024年11月29,30日に第34回日本乳癌検診学会学術総会を群馬県高崎市・Gメッセ群馬で開催する運びとなりました。この伝統ある学術総会を主催できることを大変光栄に思っております。群馬での開催は、第13回(石田常博会長)、第24回(横江隆夫会長)に続き、10年ぶり3回目となります。
医学はscienceとexperienceの基に成り立っています。乳癌検診も多分にもれず、scienceとexperienceの積み重ねで乳癌検診による乳がん死の減少を唯一無二の目標とします。
学術総会はannual meetingです。群馬・高崎の地で学会員の皆様の一年間のscienceとexperienceを基にした努力の結実を披露する場を設けられることを光栄に存じます。
meetingにはお祭りの側面も欠かせないところでもあります。11月末は晴天の日が多く、空気が乾燥し上州名物のからっ風が強くなる季節です。朝晩は冷え込みますが、それをscienceとして群馬の名産品「ネギとこんにゃく」が美味しくなります。焼きまんじゅうも口の周りを味噌だらけにしながら召し上がっていただきたいです。学会場から周りを見渡せば、雪を戴冠した浅間山、遠くには谷川岳、そして上州三山と言われる、赤城山、榛名山、妙義山を仰ぎ見ることができます。学会終了後に少し足を延ばしていただければ、草津、四万、伊香保、磯部などの温泉もご堪能いただけます。旅の楽しみを大事なexperienceとしていただけると幸いです。スタッフ一同、鋭意努力して皆様を迎え入れる準備を行ってまいります。2024年11月29,30日、ぜひとも群馬・高崎の地にお越しください。心よりお待ち申し上げております。