※11月1日時点の情報を元に作成しておりますので演題取り下げや修正が反映されていない箇所がございますがご了承ください。
会長講演
大友 康裕 | (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 救急災害医学分野) |
特別企画
1 國松警察庁長官奇跡の救命の真実
対談: | 辺見 弘 | (元 国立病院機構災害医療センター院長) |
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益子 邦洋 | (南多摩病院) | |
加地 正人 | (関東労災病院 救急集中治療科) | |
池﨑 弘之 | (かわぐち心臓呼吸器病院) | |
須藤 晃二 | (江戸消防記念会) |
2 緊急事態時の医療対応―医療健康危機管理の司令塔(仮称Japan CDC)は必要か?
門田 守人 | (日本医学会連合/日本医学会、堺市立病院機構) |
磯 博康 | (大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学) |
特別講演
1 コロナ最前線で戦う救急医療医へエール~あったかトークと音楽~
※オンデマンド配信は予定しておりません。是非、現地会場にお越しください。
鎌田 實 |
さだ まさし |
2 福島第一原子力発電所事故から10年 ─何が起こったのか?─
長谷川 有史 | (福島県立医科大学医学部 放射線災害医療学講座) |
3 災害時のトリアージの法制化について
永井 幸寿 | (アンサー法律事務所) |
4 D24H 災害時保健医療福祉活動支援システムと災害情報
市川 学 | (芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科) |
5 ドクターヘリの全国普及
益子 邦洋 | (南多摩病院) |
6 国の新型コロナウイルス感染症対策
岡部 信彦 | (川崎市健康安全研究所) |
7 首都直下地震・南海トラフ大地震の可能性と被害想定
平田 直 | (防災科学技術研究所 首都圏レジリエンス研究推進センター) |
8 ポストコロナとこれからの都市計画
森本 章倫 | (早稲田大学 理工学術院) |
9 災害対応ロボットの現状と展望
田所 諭 | (東北大学大学院 情報科学研究科) |
10 脳卒中・循環器対策基本法 と脳卒中診療の未来
宮本 享 | (京都大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室) |
11 脳死下臓器提供の注意点と厚労省研究班の取り組み~法的脳死判定から家族支援まで~
横田 裕行 | (日本体育大学大学院 保健医療学研究科) |
12 COVID-19重症呼吸不全に対するECMO管理
竹田 晋浩 | (かわぐち心臓呼吸器病院) |
●基調講演(シンポジウム2 救急現場における働き方改革の理想と現実)
迫井 正深 | (内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策推進室長、元厚生労働省 医政局長) |
●特別発言(シンポジウム3 救急救命士は、救急外来でどのように活躍できるか?─救急救命士法改正受けて─)
有賀 徹 | (労働者健康安全機構) |
●特別発言(シンポジウム11 東京オリンピック・パラリンピックのレガシー)
宮本 哲也 | (東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 医療サービス部長) |
招待講演
○世界はCOVID-19と如何に戦ったか
演者: | 國井 修 | (グローバルファンド、Head of Strategy Investment and Impact) |
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Lance B. Becker | (ニューヨーク、Feinstein Institutes for Medical Research) | |
鈴木 亨 | (ロンドン、University of Leicester) | |
Hayato Kurihara | (ミラノ、Humanitas University in Milan) |
○Surviving Sepsis Campaign Guideline (SSCG) 2020
演者: | Andrew Rhodes | (Professor, St George’s University Hospital) |
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○World Association for Disaster and Emergency Medicine -Past achievements and future prospects-
演者: | Gregory R. Ciottone | (President, WADEM. Associate Professor, Harvard Medical School) |
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○WORLD COALITION FOR TRAUMA CARE -Its Underlying Concepts and Future Vision-
演者: | Raul Coimbra | (Chairman, WCTC. Professor of Surgery, Riverside University) |
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○米国から見た日本の集中治療
演者: | 重光 秀信 | (St. Rose Dominican Hospitals Executive Member, Graduate Medical Education Director, Critical Care Services Las Vegas) |
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○英国のECMO治療
演者: | Nicholas Barrett | (Consultant in critical care, Guy’s and St Thomas’ NHS Foundation Trust) |
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教育講演
1 日本救急医学会雑誌掲載論文にかかる編集委員会の考え方
林 宗博 | (日本赤十字社医療センター 救急科) |
2 ウイルス感染症と凝固線溶系異常の分子メカニズム
松田 直之 | (名古屋大学大学院医学系研究科 総合医学専攻生体管理医学) |
3 COVID診療における家族対応と終末期医療
西田 岳史 | (大阪急性期・総合医療センター 救急診療科) |
4 コロナ診療の倫理的問題
吉田 雅幸 | (東京医科歯科大学 生命倫理研究センター) |
5 知っ得!難解めまいを紐解くERのTips & Pitfalls
林 寛之 | (福井大学医学部附属病院 救急総合診療部) |
6 救急領域で行うランダム化比較試験
吉村 旬平 | (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター) |
7 DPC解析のイロハ
大邉 寛幸 | (東京大学大学院医学系研究科 臨床疫学・経済学分野) |
8 米国で基礎研究
林田 敬 | (ファインスタイン医学研究所) |
9 臨床研究とAIの融合、およびその応用を目指して
後藤 匡啓 | (TXP Medical 株式会社) |
10 研究のすすめ ―研究費獲得編―
中田 孝明 | (千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学) |
11 トップジャーナルへの道
北村 哲久 | (大阪大学大学院医学系研究科) |
12 大規模臨床研究の実践
遠藤 彰 | (東京医科歯科大学病院 救命救急センター) |
13 診療ガイドライン作成の裏側
安田 英人 | (自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科) |
14 症例報告をかいてみよう!
岡田 遥平 | (京都大学大学院医学研究科 予防医療学分野/初期診療救急医学分野) |
15 システマティック・レビューを書こう
寺山 毅郎 | (防衛医科大学校病院 救命救急センター) |
16 J-SPEEDによる診療概況可視化 - 東日本大震災の教訓に基づく変革への挑戦
久保 達彦 | (広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学) |
17 終末期に関するガイドライン
樋口 範雄 | (武蔵野大学 法学部法律学科) |
18 集中治療室における早期離床とリハビリテーションの進化
對東 俊介 | (広島大学病院 診療支援部リハビリテーション部門) |
19 医療における個人情報保護法
金井 尚之 | (東京警察病院 救急科) |
20 Establishment of a Disaster Management-Like System for COVID-19 Patients Requiring V-V ECMO in Japan
小倉 崇以 | (済生会宇都宮病院 栃木県救命救急センター 救急・集中治療科) |
シンポジウム
1 【禍難を乗り越えて】救急医こそが、わが国の医療を救う
司会: | 坂本哲也 | (帝京大学医学部附属病院) |
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大友康裕 | (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科) | |
演者: | 横堀將司 | (日本医科大学付属病院) |
石松伸一 | (聖路加国際病院) | |
白石淳 | (亀田総合病院) | |
松岡良典 | (広域医療法人EMS 松岡救急クリニック) | |
松園幸雅 | (荒尾市民病院) | |
田中宏典 | (新行橋病院) |
セッション要旨
わが国で医師不足、地域偏在が叫ばれて久しい。政府・地方公共団体等は、「緊急医師確保対策」「医師需給分科会」「専門医プログラム」等を通して対策を進めて来たが、一向に改善が見られない。日本救急医学会では、2017年に救急科専門医プログラム施設を対象としたアンケート調査で、「病院の救急部門の充実(救急科専門医数)が、医師の地域偏在問題の解決につながる」ことを示した。また、今般の新型コロナ感染症パンデミックでは、重症患者の初期診療から集中治療まで、救急医が担当して現場を支えた。本セッションでは、救急医(救急科専門医)が、わが国の医療に貢献している具体例(グッドプラクティス)を呈示して頂きたい。
2 【Challenge to Change】救急現場における働き方改革の理想と現実
司会: | 織田順 | (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学) |
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小倉真治 | (岐阜大学大学院医学系研究科) | |
基調講演: | 迫井正深 | (内閣官房コロナ対策推進室長) |
演者: | 土肥謙二 | (昭和大学病院) |
柄澤智史 | (千葉大学医学部附属病院) | |
志賀隆 | (国際医療福祉大学成田病院) | |
栗原智宏 | (独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター) | |
高橋功 | (総合病院国保旭中央病院) | |
石井健 | (虎の門病院) |
セッション要旨
2024年度から医師の働き方改革が施行予定である。これによって想定されるメリットとデメリット、また準備段階における各医療機関の工夫などを、大学病院・市中病院・都市部・地方など様々な観点からディスカッションしていただきたい。
3 【Challenge to Change】救急救命士は、救急外来でどのように活躍できるか?─救急救命士法改正受けて─
司会: | 横田裕行 | (日本体育大学大学院) |
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田中秀治 | (国士舘大学大学院) | |
特別発言: | 有賀徹 | (労働者健康安全機構) |
演者: | 溝端康光 | (大阪市立大学大学院医学研究科) |
田中秀治 | (国士舘大学大学院) | |
関根一朗 | (医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院) | |
吉永雄一 | (関西メディカル病院) | |
加藤渚 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) |
セッション要旨
救急救命士法の改正
本法律の改定により、現行法上、医療機関に搬送されるまでの間(病院前)に重度傷病者に対して実施可能な救急救命処置について、救急外来においても実施可能となる見込みである。恒常的に人員不足となっている救命救急センターの運営に、どのような効果をもたらすのか?各医療機関における取り組みを取り上げ、救命救急センター内における救急救命士の役割についての明確化を行う。
4 【Challenge to Change】救急医療に関連するAI研究最前線
司会: | 鍬方安行 | (関西医科大学附属病院) |
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齋藤大蔵 | (防衛医科大学校) | |
基調講演: | 清田純 | (理化学研究所 情報統合本部 先端データサイエンスプロジェクト 医療データ深層学習チーム) |
演者: | 千田篤 | (東京医科歯科大学) |
平野洋平 | (順天堂大学医学部附属浦安病院) | |
髙橋隼人 | (凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部 先端表現技術開発本部) | |
岡田直己 | (大阪急性期・総合医療センター/株式会社fcuro代表取締役CEO) | |
沖山翔 | (日本赤十字社医療センター) | |
梶野健太郎 | (関西医科大学附属病院) | |
廣瀬智也 | (大阪大学医学部附属病院) | |
川井廉之 | (奈良県立医科大学附属病院) |
セッション要旨
働き方改革の実行に関して、最も影響を受けるのは救急医療の領域のように思われる。医師、看護師等に代わって任務を司るAIが実用化されれば、大いなる力になると考える。現在、研究されている救急AI研究の最前線をテーマにして、パネルディスカッションを是非、企画して戴きたい。
5 【Challenge to Change】世界の心肺蘇生ガイドラインにおける日本発エビデンス
司会: | 櫻井淳 | (日本大学) |
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田上隆 | (日本医科大学武蔵小杉病院) | |
演者: | 畑中哲生 | (救急救命九州研修所) |
乗井達守 | (ニューメキシコ大学) | |
畠山稔弘 | (獨協医科大学埼玉医療センター) | |
井上明彦 | (兵庫県災害医療センター) | |
黒田泰弘 | (香川大学医学部附属病院) | |
中尾俊一郎 | (大阪大学医学部附属病院) |
セッション要旨
昨年、国際蘇生連絡委員会(ILCOR)は、国際コンセンサス(CoSTR)を発表し、各国の心肺蘇生に関するガイドラインが改訂された。
本邦には、JAAM多施設共同院外心停止レジストリをはじめとするいくつかのレジストリがあるが、2025年の改訂に向けて本学会から多数の新たなエビデンスを発信できるよう、現在の取り組みを紹介し、将来のビジョンについてディスカッションしたい。
6 【禍難を乗り越えて】東日本大震災から10年―何が起きていたのか? 【日本災害医学会合同企画】
司会: | 大友康裕 | (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科) |
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小井土雄一 | (国立病院機構本部) | |
演者: | 赤井健次郎 | (石巻市立病院 内科) |
重富秀一 | (JA福島厚生連双葉厚生病院院長) | |
石井美恵子 | (国際医療福祉大学災害保健医療研究センター) | |
大久保雅彦 | (岩手県立中央病院 看護師) |
7 【禍難を乗り越えて】東日本大震災から10年―災害関連死をいかに減らすか 【日本災害医学会合同企画】
司会: | 森野一真 | (山形県立中央病院) |
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本間正人 | (鳥取大学医学部附属病院) | |
演者: | 小早川義貴 | (国立病院機構本部 DMAT事務局) |
三村誠二 | (徳島県立中央病院) | |
植田信策 | (石巻赤十字病院 副院長) | |
坪井基浩 | (さいたま赤十字病院) | |
石川秀樹 | (帝京大学医学部附属病院) |
セッション要旨
東日本大震災で特に問題視された、災害関連死。この10年で3700人以上が災害関連死と認定され、東日本大震災全体の死者数の17%にものぼるとされる。災害関連死をいかに減らすか。現状と問題点を議論し、今後の災害関連疾患診療の指針としたい。
8 【Challenge to Change】日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG)2020を知り尽くす!
司会: | 小倉裕司 | (大阪大学医学部附属病院) |
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江木盛時 | (神戸大学医学部附属病院) | |
演者: | 志馬伸朗 | (広島大学病院医系科学研究科) |
垣花泰之 | (鹿児島大学大学院) | |
藤島清太郎 | (慶應義塾大学医学部) | |
射場敏明 | (順天堂大学) | |
井上茂亮 | (神戸大学大学院医学研究科) | |
西田修 | (藤田医科大学病院) |
セッション要旨
本年2月に出版された日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG)2020を取り上げ、注目されるトピックスを深堀してもらいます。
9 【Challenge to Change】グローバルに診る!COVID-19と敗血症 【日本集中治療医学会・日本感染症学会合同企画】
司会: | 小倉裕司 | (Japan Sepsis Alliance) |
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中川聡 | (Japan Sepsis Alliance) | |
演者: | 神谷元 | (国立感染症研究所) |
中田孝明 | (Japan Sepsis Alliance) | |
山岸義晃 | (大阪大学医学部附属病院) | |
斎藤浩輝 | (Japan Sepsis Alliance) | |
中川聡 | (Japan Sepsis Alliance) | |
松嶋麻子 | (Japan Sepsis Alliance) |
セッション要旨
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、世界的にも感染症・敗血症の予防・早期診断・治療が注目されている。Japan Sepsis Allinace(JaSA)による3学会合同のセッションとして”世界目線の感染症・敗血症対策”を取り上げ、discussionする。
10 【禍難を乗り越えて】東日本大震災から10年―災害医療ロジスティクスの進歩と課題 【日本災害医学会合同企画】
司会: | 高階謙一郎 | (京都第一赤十字病院) |
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北川喜己 | (名古屋掖済会病院) | |
演者: | 市原正行 | (国立病院機構本部DMAT事務局) |
眞瀬智彦 | (岩手医科大学) | |
中山伸一 | (兵庫県災害医療センター) | |
中森知毅 | (横浜労災病院) | |
鈴木教久 | (国立病院機構本部DMAT事務局) |
セッション要旨
ロジスティックスは時にドクター・ナースよりも重要な存在となる。特に被災地において、有意義な活動が行えるかどうかはロジスティックスにかかっている。東日本大震災から10年が経過し、これまでの進歩を振り返り、今後解決すべき課題を明確にしたい。
11 【禍難を乗り越えて】東日本大震災から10年―救急医の避難生活サポートのあり方とは 【日本災害医学会合同企画】
司会: | 西山謹吾 | (高知大学医学部附属病院) |
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演者: | 堀耕太 | (熊本赤十字病院) |
山川耕司 | (長野赤十字病院) | |
岩船昌起 | (国立大学法人 鹿児島大学) | |
西山隆 | (自衛隊中央病院) | |
井上孝隆 | (杏林大学 保健学部) | |
守川義信 | (厚生労働省) |
12 【禍難を乗り越えて】東京オリンピック・パラリンピックのレガシー
司会: | 横田裕行 | (日本体育大学大学院) |
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森村尚登 | (帝京大学医学部附属病院) | |
演者: | 森下幸治 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) |
清住哲郎 | (防衛医科大学校) | |
三宅康史 | (帝京大学医学部附属病院) | |
新井悟 | (東京都医師会) | |
田邉晴山 | (救急振興財団 救急救命東京研修所) | |
松田潔 | (日本医科大学武蔵小杉病院) | |
宮本哲也 | (東京オリンピック組織委員会) |
13 【禍難を乗り越えて】行政はいかにコロナと戦ったか
司会: | 近藤久禎 | (独立行政法人国立病院機構 災害医療センター) |
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永田翔 | (前厚生労働省医政局地域医療計画課救急・周産期医療等対策室長) | |
演者: | 寺谷俊康 | (厚生労働省) |
猪口正孝 | (東京都医師会副会長) | |
阿南英明 | (藤沢市民病院) | |
中西香織 | (札幌市保健所医療対策室疫学担当部長) | |
糸数公 | (沖縄県医療技監兼保健衛生統括官) | |
近藤久禎 | (厚生労働省DMAT事務局) | |
升井 淳 | (大阪府医療対策課) |
14 【禍難を乗り越えて】救急医はいかにコロナと戦ったか
司会: | 山口芳裕 | (杏林大学医学部付属病院) |
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石倉宏恭 | (福岡大学医学部) | |
演者: | 藤見聡 | (大阪急性期・総合医療センター) |
山畑佳篤 | (京都府立医科大学附属病院) | |
三輪槙 | (東京都立広尾病院) | |
木口雄之 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) | |
露無景子 | (関西医科大学総合医療センター) | |
本藤憲一 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) | |
小山洋史 | (医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院) |
セッション要旨
今回の新型コロナウイルスパンデミックにおいて最前線で活躍したのは救急医であったと思われる。救急医は救急外来のみならず集中治療室や公的機関における患者振り分け、搬送コーディネート、DMATなどさまざまな立場からこの国難に立ち向かった。救急医の活躍の仕方について全国規模データや地域レベルデータからし示していただくとともに、パンデミックにおける救急医の役割及びそのために必要なキャリアアッププランなどをさまざまな観点から論じていただきたい。
15 【禍難を乗り越えて】コロナ禍からレガシー(new-normal)として何を残すか
司会: | 阿南英明 | (藤沢市民病院) |
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濱邊祐一 | (東京都立墨東病院) | |
演者: | 中尾彰太 | (りんくう総合医療センター) |
藤谷茂樹 | (聖マリアンナ医科大学病院) | |
中村謙介 | (日立総合病院) | |
小林孝臣 | (済生会宇都宮病院) | |
吉村旬平 | (大阪大学医学部附属病院) | |
岡本健 | (順天堂大学医学部附属浦安病院) |
セッション要旨
救急外来における初期診療においても重症患者の集中治療においても多くの救急科医がCOVID-19患者の診療に携わった。しかし、心血管系急性疾患、脳神経系急性疾患、外傷など、様々な救急疾患がなくなるわけでなく、その両者に苦慮しながら対応してきた救急科医には様々な経験があった。好事例的取り組みや、十分な対応が困難であった経験など将来の新興再興感染症のパンデミックへ向けた教訓を共有したい。
16 自然災害とヘルスケアBCP―各種視点からの考察
司会: | 有賀徹 | (独立行政法人労働者健康安全機構理事長) |
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土屋信行 | (公益財団法人リバーフロント研究所技術参与、日本病院会救急・医療災害対策委員会特別委員) | |
演者: | 野口英一 | (戸田中央医科グループ災害対策特別顧問) |
伊藤弘人 | (労働者健康安全機構本部研究ディレクター) | |
丸山嘉一 | (日本赤十字社災害医療統括監) | |
城甲悠一郎 | (株式会社ONODERAマネジメントBCP対策本部長) |
17 【Challenge to Change】救急医療における終末期医療
司会: | 吉田隆浩 | (国立大学法人岐阜大学医学部附属病院) |
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荒木尚 | (埼玉医科大学 総合医療センター) | |
演者: | 橋本雄太郎 | |
名知祥 | (岐阜大学医学部附属病院) | |
真弓俊彦 | (産業医科大学) | |
藤本稜 | (神戸市立医療センター中央市民病院) | |
高橋功 | (総合病院国保旭中央病院) | |
林宗貴 | (昭和大学藤が丘病院) | |
稲葉基高 | (岡山大学病院) |
セッション要旨
日本救急医学会では終末期医療に関する独自の提言を行っているが、地域における終末期医療の在り方(ACP作成など含めて)については、多くの議論がなされはいるが、その差異は大きく、判断もわかれるところが多いのが現状である。そういった現状を把握しつつ、先進的な取り組みなどを共有できるセッションとしたい。
18 【Challenge to Change】心血管救急医療のさらなる充実のための、救急医と循環器医の連携 【日本循環器学会合同企画】
司会: | 今村浩 | (信州大学医学部附属病院) |
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高山守正 | (榊原記念病院) | |
演者: | 西山慶 | (新潟大学医歯学総合病院) |
佐藤直樹 | (かわぐち心臓呼吸器病院) | |
荻野均 | (東京医科大学心臓血管外科) | |
鶴田良介 | (山口大学医学部附属病院) | |
小林欣夫 | (千葉大学循環器内科学) |
セッション要旨
心血管救急疾患の多くは重症度緊急度が高く、初期対応の良否は予後に大きく影響する。急性冠症候群に加え、近年では急性非代償性心不全や急性大動脈症への初期対応や医療提供体制など新たな課題が多く、それらは救急医、循環器医がそれぞれ単独で解決できるものではない。脳卒中・循環器病対策基本法が制定されたのを受けて、本セッションでは質の高い心血管救急医療を地域全体に提供するために救急医と循環器医がどのように連携すればよいかを議論する場としたい。
19 【禍難を乗り越えて】ECMO患者の集約化:日本における課題と問題点
司会: | 竹田晋浩 | (かわぐち心臓呼吸器病院) |
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小倉崇以 | (済生会宇都宮病院) | |
演者: | 大下慎一郎 | (広島大学大学院) |
星野耕大 | (福岡大学病院) | |
萩原祥弘 | (済生会宇都宮病院) | |
清水敬樹 | (東京都立多摩総合医療センター) | |
竹内一郎 | (横浜市立大学附属市民総合医療センター) |
セッション要旨
患者集約は、診療の質の向上と教育拠点の整備のために有用とされてきた。しかし、我が国の医療制度では、この患者集約が進んでいない。ECMOセンターは、その必要性が指摘されて久しいが、いまだその実現には至っていない。本セッションでは患者集約について議論し、我が国の将来の医療システムのあり方について深く考察する。
20 【Challenge to Change】救急医をめざす君たちから~新世代が描く魅力ある専門研修と救急科専門医~
司会: | 萩原佑亮 | (東京都立小児総合医療センター) |
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新井隆男 | (東京医科大学八王子医療センター) | |
演者: | 森大樹 | (大阪急性期・総合医療センター) |
小山諒人 | (国際医療福祉大学) | |
山本祐大 | (高知大学医学部医学科) | |
平田悠哉 | (鹿児島県立 大島病院) | |
茂野綾美 | (公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ・浦安市川医療センター) | |
出田健人 | (神戸市立医療センター中央市民病院) | |
池邉怜寛 | (東京女子医科大学病院) |
セッション要旨
救急医は、交通戦争、高齢化社会、大規模災害、COVID-19とあらゆる時代の変化に対応してきた。救急医療を通じて社会貢献を果たす役割は変化しないが、今後も現在の救急医の仕事の枠組みが続くとは限らない。専門研修の主役であり、これからの時代を作る世代にこそ、専門研修や専門医の魅力や課題が見えているはずである。現状課題、理想、解決案の3部構成でまとめていただき、若手を惹きつけるアイデアを述べ、制度を作る側へインパクトを与えることを期待したい。
21 【Challenge to Change】より良い外傷診療のための地域を包括した診療体制における挑戦
司会: | 森村尚登 | (帝京大学医学部附属病院) |
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溝端康光 | (大阪市立大学大学院医学研究科) | |
演者: | 船曵知弘 | (藤田医科大学病院) |
内田健一郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) | |
渡部広明 | (島根大学医学部附属病院) | |
土田芳彦 | (医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院) | |
小林誠人 | (鳥取県立中央病院) | |
本村友一 | (日本医科大学千葉北総病院) | |
吉村有矢 | (八戸市立市民病院) | |
小山知秀 | (東京都立多摩総合医療センター) |
セッション要旨
外傷患者において、症例集約化や医師病院前派遣による生命機能予後改善効果の報告が複数されてきた。このセッションでは地域の医療事情に応じた病院前医療、外傷センター整備、さらに地域を包括した外傷診療体制の整備の理想のあり方やそれに対する取り組みについて議論したい。
パネルディスカッション
1 【禍難を乗り越えて】COVID-19 関連凝固障害 -最新知見を整理する-
司会: | 山川一馬 | (大阪医科大学附属病院) |
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松田直之 | (名古屋大学) | |
演者: | 泉谷義人 | (福岡大学病院) |
八木雄史 | (山口大学医学部附属病院) | |
蛯原健 | (大阪大学医学部附属病院) | |
梅村穣 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
高山渉 | (東京医科歯科大学) |
セッション要旨
COVID-19重症肺炎が凝固障害を併発することは既知であるが、その治療/予防法についての施設差は大きい。また変異株に対する効果についても不明な点が多い。本セッションでは、必ず行うべき治療/予防を整理し、今後の課題を明らかにする。
2 【禍難を乗り越えて】COVID-19 の病態を医学する
司会: | 山村仁 | (大阪府立中河内救命救急センター) |
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坂本哲也 | (帝京大学医学部附属病院) | |
演者: | 戸上由貴 | (大阪大学医学部附属病院) |
文屋尚史 | (札幌医科大学附属病院 救急医学講座) | |
三輪槙 | (東京都立広尾病院) | |
川口直 | (大阪医科大学附属病院) | |
田中文華 | (自衛隊中央病院) | |
内田桃子 | (国立大学法人 信州大学医学部附属病院) |
セッション要旨
COVID-19は細菌性肺炎とは異なる肺炎像をきたして呼吸困難の自覚が少なく重症化するケースや、血栓症に伴う様々な病態を生じ、回復後に種々の後遺症をきたすケースもある。我々が診療をする際に、知っておくべき病態は何か、伝えておくべき注意事項は何かなどCOVID-19の病態の知見について経験や病態生理を踏まえて紹介していただきたい。
3 【禍難を乗り越えて】重症化したCOVID-19 の治療を考える
司会: | 渡邉栄三 | (東千葉メディカルセンター) |
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藤谷茂樹 | (聖マリアンナ医科大学病院) | |
演者: | 桑名司 | (日本大学医学部) |
中井俊宏 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) | |
伊藤慧 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) | |
中井俊宏 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) | |
沼田賢治 | (聖マリアンナ医科大学病院) | |
梅村穣 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
金子靖 | (平塚市民病院) |
セッション要旨
重症COVID-19肺炎に対する治療は変遷している。パンデミック当初は謎の肺炎に対してエンピリカルな治療が行われていたが、症例の集積とともに、病態も解明されエビデンスも蓄積してきている。実臨床においても治療法が定まってきていることを実感するが、一方で依然として十分に検討されていない治療法も多い。ステロイド治療や抗凝固療法、抗ウイルス薬、腹臥位治療、NPPVやNHFを含む人工呼吸器管理、そしてECMOなど、議論の余地は大きい。本セッションでは重症COVID-19肺炎治療について、各施設の現状や多施設データにおける治療成績を共有、議論し、本邦における重症COIVD-19肺炎治療の質をより高めていくことを目的としている。
4 【Challenge to Change】ECPRのエビデンスと今後に向けた展望
司会: | 石見拓 | (京都大学 環境安全保健機構 附属健康科学センター) |
---|---|---|
渥美生弘 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) | |
演者: | 長間将樹 | (鹿児島市立病院) |
櫻井浩政 | (株式会社 日立製作所 日立総合病院) | |
一二三亨 | (財団法人 聖路加国際病院) | |
光原智海 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) | |
高氏修平 | (旭川医科大学病院) |
セッション要旨
ECPRの普及により、院外心停止患者の救命率は向上している。一方で施設/地域差が大きい治療であり、その普及にエビデンスが伴っていない。
今回、日本に適応したエビデンスを示すとともに、今後のクリアすべき課題を明らかにする。
5 【Challenge to Change】在宅医療と救命救急センター(救急医)との連携
司会: | 太田祥一 | (医療法人社団 親樹会 恵泉クリニック) |
---|---|---|
阪本雄一郎 | (佐賀大学医学部附属病院) | |
演者: | 宮村保吉 | (JA長野厚生連 佐久総合病院佐久医療センター) |
木田佳子 | (広島大学病院) | |
藤江聡 | (松戸市立総合医療センター) | |
井上淑恵 | (藤沢市民病院) | |
喜屋武玲子 | (埼玉医科大学病院) | |
加藤宏 | (医療法人社団 永生会 南多摩病院) |
セッション要旨
2025年問題を目前にし、救急医療における入口・出口問題の一つの解決策として、在宅医療と救命センター(救急医)が連携することで、「救急搬送件数増加の抑制」や「救命センターから自宅退院」ということができないか、先進事例や課題などを通して議論していきたい。
6 【Challenge to Change】多診療科とのコラボレーション
司会: | 廣瀬保夫 | (新潟市民病院救命救急・循環器病・脳卒中センター) |
---|---|---|
中野実 | (日本赤十字 前橋赤十字病院) | |
演者: | 大野雄康 | (神戸大学医学部附属病院 救命救急科) |
井上潤一 | (山梨県立中央病院) | |
山下智幸 | (日本赤十字社医療センター) | |
羽川直宏 | (大阪市立大学大学院) | |
中尾博之 | (国立大学法人 岡山大学大学院) | |
葉季久雄 | (平塚市民病院) |
セッション要旨
救急診療において、他診療科との協働は必須であり、看護部、さらには放射線部門、検査部門、輸血部門、臨床工学部門などの中央診療部門との連携が欠かせない。如何にこれらの多くの部門とうまくコラボレーションできるかが、救命への鍵となる。それぞれの施設でどのような工夫を行っているのかを報告していただき、ディスカッション・共有することで、今後の救命救急医療の質の向上につなげたい。
7 【Challenge to Change】どうします?こうしたい!これからの男女参画~各学会それぞれの取り組み~
司会: | 守谷俊 | (自治医科大学附属さいたま医療センター) |
---|---|---|
伊藤香 | (帝京大学医学部附属病院) | |
演者: | 野村幸世 | (東京大学大学院医学系研究科消化器外科) |
青山里恵 | (東京都健康長寿医療センター循環器内科) | |
山内かづ代 | (東京女子医科大学統合教育学修センター基礎教育学) | |
江川裕子 | (日本赤十字社 さいたま赤十字病院) |
セッション要旨
救急医学会において男女参画に関する委員会が設立して数年経過した。新専門医制度・プログラム制となり、これまでのダブルボード取得が難しくなった。しかし救急という様々な領域への知識や技術が必要な分野であるからこそ、連携が必要な外科、脳神経外科、整形外科などの他科との情報共有が必要である。連携が必要な各診療科の男女参画の今とこれからを、我々救急医学会の男女参画の現状と照らし合わせて議論する。
8 【Challenge to Change】ここが凄いよ、わが病院前医療体制
司会: | 小林誠人 | (鳥取県立中央病院 救命救急センター・集中治療センター) |
---|---|---|
町田浩志 | (高崎総合医療センター 救命救急センター) | |
演者: | 岡本博之 | (手稲渓仁会病院 救命救急センター) |
近藤英史 | (八戸市民病院) | |
小橋大輔 | (原町赤十字病院 救急科) | |
冨岡譲二 | (社会医療法人緑泉会 米盛病院) | |
久野将宗 | (日本医科大学多摩永山病院) | |
小田有哉 | (神栖済生会病院) |
セッション要旨
病院前医療の充実は救急患者の予後と直結する。救急隊との連携や、ドクターカーあるいはドクターヘリを駆使することで、搬送時間の短縮と過不足のない現場医療を目指す必要がある。地域間の差が大きく、一つの方法を一般化できる領域ではないが、多施設の現状を共有する価値は大きい。
本セッションでは、各地域や施設での病院前医療体制(救護+診療)の現状を共有、議論し、本邦全体の病院前医療体制の充実の一助となることを目的としている。
9 【禍難を乗り越えて】コロナ禍における熱中症診療
司会: | 横堀將司 | (日本医科大学付属病院) |
---|---|---|
清水敬樹 | (東京都立多摩総合医療センター) | |
演者: | 島崎淳也 | (大阪大学医学部附属病院) |
神田潤 | (帝京大学医学部附属病院) | |
近藤豊 | (順天堂大学医学部附属浦安病院) | |
一二三亨 | (財団法人 聖路加国際病院) | |
林田敬 | (ノースウェルヘルスシステム・ファインスタイン医学研究所) | |
阪本太吾 | (日本医科大学付属病院) |
セッション要旨
【ウイズコロナ・オリンピックの中での熱中症レガシー:私たちは何を準備できて、何を準備できなかったのか?】
2021年も、本学会はこのコロナ禍での熱中症対策を推進してきた。
特にオリンピックパラリンピック開催の経験やマスク着用した安全な熱中症対策など、議論すべき課題が整理されてきた。
本委員会企画は、ウイズコロナ・オリンピック開催という特殊な環境下での熱中症予防と治療をどのように行ってきたのか、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかを議論する機会としたい。
10 【Challenge to Change】Acute Care Surgeonはいかに救急診療に貢献しているか
司会: | 渡部広明 | (島根大学医学部附属病院) |
---|---|---|
横田順一朗 | (地方独立行政法人 堺市立病院機構) | |
演者: | 伊良部真一郎 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) |
小林誠人 | (鳥取県立中央病院) | |
小島光暁 | (東京女子医科大学東医療センター) | |
下条芳秀 | (島根大学医学部附属病院) | |
福間博 | (りんくう総合医療センター) | |
中堤啓太 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) |
セッション要旨
Acute Care Surgeryが外科学の新たな領域として、米国外傷外科学会より提唱されて15年。本邦にAcute Care Surgery学会が発足して10年。2018年にはAcute Care Surgery認定医制度が開始され、現在200名近いAcute Care Surgery認定医が本邦に誕生している。
外科学の臓器別細分化が進む中で、横断的に手術対応可能なAcute Care Surgeonの存在は重要と考えられるが、実際の救急診療においてAcute Care Surgeonがどのように貢献できているのか、わかっていない部分は多い。Acuter Care Surgeonは救急患者の予後改善に寄与し、ER physicianの負担を軽減できているのか。Acute Care Surgeonは本当に必要なのか。各施設、地域の状況を共有、議論いただきたい。このセッションを通して本邦のAcute Care Surgery領域がさらに発展していくことを望む。
11 【Challenge to Change】外傷の出血性ショックに対する初期蘇生における挑戦
司会: | 水島靖明 | (医療法人警和会 大阪警察病院) |
---|---|---|
演者: | 伊藤香 | (帝京大学医学部附属病院) |
松村洋輔 | (千葉県救急医療センター) | |
松本純一 | (聖マリアンナ医科大学) | |
西村哲郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) | |
佐藤啓太 | (伊勢赤十字病院) | |
大塚洋幸 | (東海大学医学部付属八王子病院) | |
今本俊郎 | (埼玉医科大学 総合医療センター) |
セッション要旨
外傷における出血は、依然として死亡原因の上位を占めるものである。近年、DCR、DCSを基本として、REBOAの活用、Hybrid ER、DC-IVRなどの新たな選択肢が普及しつつあつ。これら新たな挑戦の現状と外傷診療における有効性について議論したい。
12 【Challenge to Change】ハイブリッドERを再考する(ビデオセッション)
司会: | 藤見聡 | (大阪急性期・総合医療センター) |
---|---|---|
船曵知弘 | (藤田医科大学病院) | |
演者: | 室野井智博 | (島根大学医学部附属病院) |
杉山和宏 | (東京都立墨東病院) | |
柏浦正広 | (自治医科大学附属さいたま医療センター) | |
伊藤香 | (帝京大学医学部附属病院) | |
畑倫明 | (医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院) | |
木下喬弘 | (Philips Research North America Connected Care & Personal Health) | |
大村健史 | (徳島県立中央病院) |
セッション要旨
ハイブリッドERが世の中に登場して10年が経過しました。様々な領域において、この間にハイブリッドERによるメリットが強調されてきましたが、使用方法を誤ると患者にとって大きなデメリットになることもわかってきました。そのようなことを生じないようにするためにシステム構築や教育は重要であり、これまでの経験から、どの様なデメリットがあり、そのためにどのように解決するべきかを論じていただきたいと思います。
13 【禍難を乗り越えて】コロナ禍におけるトレーニングの課題と対策
司会: | 山畑佳篤 | (京都府立医科大学附属病院) |
---|---|---|
清住哲郎 | (防衛医科大学校) | |
演者: | 山畑佳篤 | (京都府立医科大学附属病院) |
小林正直 | (市立ひらかた病院) | |
田邉晴山 | (救急振興財団 救急救命東京研修所) | |
西山知佳 | (京都大学大学院医学研究科) | |
澤田悠輔 | (群馬大学大学院医学系研究科) | |
横堀將司 | (日本医科大学付属病院) |
セッション要旨
コロナ禍の今、さまざまなトレーニング開催もままならない地域・施設が多数あると思われる。そんな中、感染拡大防止策を施したコース運営、会議用アプリケーションを用いたリモート講義やリモート実技指導など、工夫を凝らして開催しているコースも存在する。東京オリンピックパラリンピックの年を迎え、さらに今年3月には新しいJRC蘇生ガイドライン2020も公開されており、その指導対応も必要となる。今後のさまざまなトレーニング開催への課題や対策などを議論する場としたい。
14 【禍難を乗り越えて】東日本大震災から10年―災害に強い病院とは
司会: | 小井土雄一 | (国立病院機構本部) |
---|---|---|
高橋毅 | (国立病院機構熊本医療センター) | |
演者: | 竹島茂人 | (自衛隊中央病院) |
山本啓雅 | (大阪市立大学医学部附属病院) | |
鷺坂彰吾 | (日本赤十字社医療センター) | |
庄古知久 | (東京女子医科大学 東医療センター) | |
古川宗 | (東北大学病院) | |
中山伸一 | (兵庫県災害医療センター) |
セッション要旨
東日本大震災から10年経つが、今後も首都直下型地震や、周期的にいつ起きてもおかしくないとされている南海トラフ巨大地震など、地震の脅威は常に身近なものとして存在している。その様な状況下で、わが国での防災に関する様々な取り組みは重要であり、BCP(事業継続計画)の整備、災害拠点病院の整備、一般病院における災害対応時役割の検討、災害に強いライフライン(電気、ガス、水道等)の整備、基盤的防災情報流通ネットワークシステム[Shared Information Platform for Disaster Management(SIPD4D)]の推進などが行われている。今回、東日本大震災の経験もふまえ、現在の取り組みと今後の展望の観点から災害に強い病院についてディスカッションを行いたい。
15 【Challenge to Change】脳卒中治療ガイドライン2021を読み解く:診療はどう変わる?どう変える? 【日本脳卒中学会合同企画】
司会: | 黒田敏 | (富山大学脳神経外科) |
---|---|---|
横堀將司 | (日本医科大学付属病院) | |
演者: | 黒田敏 | (富山大学脳神経外科) |
中村光伸 | (前橋赤十字病院) | |
星山栄成 | (獨協医科大学病院) | |
板橋亮 | (岩手医科大学医学部内科学講座脳神経内科・老年科分野) | |
角田亘 | (国際医療福祉大学医学部リハビリテーション医学) |
16 【Challenge to Change】新たな時代における外傷初期診療(JATEC)コースの挑戦
司会: | 木村昭夫 | (国立国際医療研究センター病院) |
---|---|---|
横田順一朗 | (地方独立行政法人 堺市立病院機構) | |
演者: | 冨岡譲二 | (社会医療法人緑泉会 米盛病院) |
織田順 | (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学) | |
佐々木亮 | (国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院) | |
三宅喬人 | (国立大学法人岐阜大学医学部附属病院) |
セッション要旨
2002年に初版が発行された「外傷初期診療ガイドライン(JATEC)」は定期的に改訂が行われており、2021年2月には最新の第6版が公表された。今回の改訂では、最新の知見を取り入れつつ、テキストとJATECコースの一体感を持たすべくコース教材の一部をQRコード化し、事前学習・事後学習を行う際の便宜が図られた。コロナ禍の影響を受け1年間以上コース開催ができていないが、With コロナの新たな時代における今後のコースのあり方を、プログラム改訂や、教材のIT化のなかで議論したい。
17 【禍難を乗り越えて】わが国の脳死判定と脳死下臓器移植の課題:災禍を超えた挑戦
司会: | 木下浩作 | (日本大学医学部附属板橋病院) |
---|---|---|
田﨑修 | (長崎大学病院) | |
特別発言: | 小野元 | (聖マリアンナ医科大学東横病院) |
演者: | 大宮かおり | (日本臓器移植ネットワーク) |
黒田泰弘 | (香川大学医学部附属病院) | |
渥美生弘 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) | |
稲田眞治 | (名古屋第二赤十字病院) | |
川副友 | (東北大学病院) | |
江川裕人 | (東京女子医科大学 消化器・一般外科) |
18 【Challenge to Change】日本の社会状況に適した「いわゆる日本型ER」のありかた
司会: | 大谷典生 | (聖路加国際病院) |
---|---|---|
本多英喜 | (横須賀市立うわまち病院) | |
演者: | 伊藤壮一 | (麻生総合病院) |
世良俊樹 | (県立広島病院) | |
大谷典生 | (聖路加国際病院) | |
大瀧佑平 | (東京慈恵会医科大学附属病院) | |
水島靖明 | (医療法人警和会 大阪警察病院) |
セッション要旨
現在、日本の社会状況に適した「いわゆる日本型ER」のありかたに関し、救急外来部門検討委員会でディスカッションを進めています。
委員会の成果物としての
・本邦ERの現状調査
・ERで専門性をもって中心になって働く救急医(Emergency physician)のありかた提言
につき、学会の場で共有・意見交換を行いたいと思います。
19 【Challenge to Change】敗血症DIC:臨床現場をかえる研究最前線
司会: | 山川一馬 | (大阪医科大学附属病院) |
---|---|---|
小網博之 | (佐賀大学医学部附属病院) | |
演者: | 政所祐太郎 | (鹿児島大学病院) |
末吉孝一郎 | (順天堂大学医学部附属浦安病院) | |
渡邉栄三 | (東千葉メディカルセンター) | |
梅村穣 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
高山渉 | (東京医科歯科大学) | |
工藤大介 | (東北大学病院) | |
望月勝徳 | (信州大学医学部附属病院) |
セッション要旨
過去10年、敗血症性DIC診療は多くの研究成果により飛躍的に進歩し、病態理解も整理されてきた。Precision medicineを主眼とする人工知能を用いた臨床研究。血管内皮細胞障害を病態の根幹におくVascular biologyなど基礎研究。本セッションでは、それら原著論文データを積極的に求め、基礎研究と臨床研究の融合から臨床現場への還元を図る。
20 【Challenge to Change】神経系ガイドラインを読み解く:Beyond the evidence!
司会: | 畝本恭子 | (日本医科大学多摩永山病院) |
---|---|---|
小畑仁司 | (公益財団法人大阪府三島救急医療センター 大阪府三島救命救急センター) | |
演者: | 木下浩作 | (日本大学医学部附属板橋病院) |
木村和美 | (日本医科大学) | |
小畑仁司 | (公益財団法人大阪府三島救急医療センター 大阪府三島救命救急センター) | |
末廣栄一 | (国際医療福祉大学成田病院) |
セッション要旨
JRCガイドライン・JATEC・頭部外傷ガイドラインが2022年に相次いで発刊された。それぞれの新規ガイドラインのエッセンスをご発表いただくとともに、初期蘇生から根治治療、さらにはリハビリに向けての知識のアップデートをおしめしいただく。また、ガイドラインで足りないところ、超えるべきところは何か、議論を深める。
21 【Challenge to Change】ダブルボードを持った救急医がどのように働いているか
司会: | 大谷尚之 | (地方独立行政法人広島市立病院機構広島市立広島市民病院) |
---|---|---|
小濱圭祐 | (兵庫医科大学) | |
演者: | 須田千秋 | (佐久総合病院 佐久医療センター) |
前田敦雄 | (昭和大学藤が丘病院) | |
山口昌紘 | (日本医科大学千葉北総病院) | |
北村遼一 | (北里大学病院) | |
松岡良典 | (広域医療法人EMS 松岡救急クリニック) | |
橘高弘忠 | (社会福祉法人恩賜財団済生会支部 大阪府済生会千里病院) |
セッション要旨
救急医の中には、ダブルボード(サブスペシャリティー領域の専門医を含む)を取得しているものも多い。しかし、救急医が他の専門科領域の治療まで行う医療機関は限られている。特に、手術手技を伴うダブルボード(外科系、循環器内科、IVR等)を持った救急医は、どのように働いているのか。また、手技ができない施設では、その能力をどう活かせばよいのか。ダブルボードを目指す救急医のロールモデルとして、討論して頂きたい。
ワークショップ
1 【Challenge to Change】第4回JAAM多施設共同院外心停止レジストリ成果報告会
司会: | 西村哲郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) |
---|---|---|
木口雄之 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) | |
演者: | 比留間孝広 | (公立大学法人福島県立医科大学附属病院) |
錦見満暁 | (広島大学病院) | |
小田原一哉 | (松山市民病院) | |
小山智士 | (三沢防衛事務所) | |
篠原真史 | (横浜市立大学附属市民総合医療センター) | |
岡田麻美 | (京都第二赤十字病院) |
セッション要旨
日本救急医学会OHCA特別委員会では、心停止例の救命率向上を目的に多施設共同の院外心停止レジストリを構築している。2014年より症例登録を開始し、2020年度末で6万例以上の症例が登録された。本委員会では、2016年から解析テーマを募集し、これまで89件のテーマが解析され、現在も41件の解析が進行中である。本プログラムでは、これまでの研究テーマの中から成果のあった研究をご報告頂く。現在解析中の研究者や、研究テーマ応募を考えている方の参考にして頂くとともに、活発な討論を期待する。
また、報告会終了後には、新規テーマ提案者同士の調整会議を企画しているため、関係者の積極的な参加をお願いしたい。
2 【Challenge to Change】心停止蘇生後脳障害(PCAS)を管理する
司会: | 黒田泰弘 | (香川大学医学部附属病院) |
---|---|---|
田﨑修 | (長崎大学病院) | |
演者: | 木口雄之 | (地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター) |
錦見満暁 | (広島大学病院) | |
西村哲郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) | |
鈴木秀鷹 | (武蔵野赤十字病院) | |
守谷俊 | (自治医科大学附属さいたま医療センター) |
セッション要旨
心停止蘇生後の転帰は不良で有り、その大きな要因として心停止蘇生後脳障害(PCAS)がある。心停止中の脳障害は頭蓋内で覚知できずに進行するため、その病態を把握して治療法を開発するためには更なる研究が必要である。この心停止蘇生後脳障害の新たな病態把握や治療法に関し本ワークショップで発表いただき議論する。
3 【Challenge to Change】救急医療におけるIVRの進歩と限界 【日本IVR学会合同企画】
司会: | 織田順 | (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学) |
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船曵知弘 | (藤田医科大学病院) | |
演者: | 古郡慎太郎 | (公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター) |
人見秀 | (さいたま赤十字病院) |
コメンテーター: | 近藤浩史 | (帝京大学医学部) |
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セッション要旨
IVRの進歩はめざましく、救急診療での適応は拡大し続けている。その反面、施設間格差も大きく、適応や限界については意見の別れるところである。IVRの適応・限界について外科医、IVR医、双方の意見を出し合い、熱い議論に期待したい。
4 【Challenge to Change】内因性疾患におけるREBOAの位置づけ
司会: | 加地正人 | (独立行政法人労働者健康安全機構 関東労災病院) |
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小林辰輔 | (会津中央病院) | |
演者: | 藤塚健次 | (日本赤十字社 前橋赤十字病院) |
折田智彦 | (済生会横浜市東部病院) | |
金史英 | (日本医科大学付属病院) | |
篠塚健 | (京都大学病院) | |
松村洋輔 | (千葉県救急医療センター) |
セッション要旨
REBOAの登場により出血性ショックを伴う様々な病態に対して非侵襲的に一時的大動脈遮断を行い、心停止を回避できることが明らかとなってきた。特に外傷ではその有用性の報告が多いが、内因性疾患ではその位置づけは明らかにされていない。このセッションでは、救急医療における内因性疾患でREBOAをどのように活用すべきかについて科学的観点から議論いただきたい。
5 【Challenge to Change】救命救急センターと集中治療室
司会: | 中田孝明 | (千葉大学大学院医学系研究院) |
---|---|---|
岩田充永 | (藤田医科大学) | |
演者: | 西山慶 | (新潟大学医歯学総合病院) |
土井智章 | (国立大学法人岐阜大学医学部附属病院) | |
井上貴昭 | (筑波大学附属病院) | |
谷口巧 | (金沢大学附属病院) | |
黒田泰弘 | (香川大学医学部附属病院) | |
安宅一晃 | (奈良県総合医療センター) |
セッション要旨
日本には重症患者の診療を行う病床として救命救急センターと集中治療室があり、重症病床加算や必要な医師数、看護師数が決められている。地域のニーズや病院の方針により救命救急センター病床と集中治療室は使い分けられているが、その使い分けは病院の経営や救急医・集中治療医の人材育成に大きな影響を及ぼす。救命救急センターと集中治療病床の最適な配分、使い方について、各施設の方法を紹介して頂き、メリット・デメリットをディスカッションして頂く。
6 【Challenge to Change】救急医療に関連するPICS、ICU-AW
司会: | 井上茂亮 | (神戸大学大学院医学研究科) |
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演者: | 田村智 | (北里大学病院) |
野坂宜之 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) | |
畠山淳司 | (大阪医科大学附属病院) | |
西田岳史 | (大阪急性期・総合医療センター) |
セッション要旨
救急集中治療領域において生存の先にあるアウトカムとしてPost Intensive Care Syndrome PICSやICU acquired weakness ICU-AWが注目され、これらの後遺症を最小限にする取り組みが様々成されている。高齢者救急やCOVID診療を含め救急医療に関連するPICS/ICU-AWとその対策は広く検討すべきであり、本セッションにおいて各施設の取り組みや解析を議論する。
7 【Challenge to Change】日本救急医学会「救急point-of-care超音波指針」の発刊
司会: | 亀田徹 | (自治医科大学) |
---|---|---|
木村昭夫 | (国立国際医療研究センター病院) | |
演者: | 大屋聖郎 | (静岡医療センター) |
方波見謙一 | (北海道大学病院) | |
石井浩統 | (日本医科大学付属病院) | |
瀬良誠 | (福井県立病院) | |
山賀聡之 | (広島大学) | |
中尾俊一郎 | (大阪大学医学部附属病院) | |
谷口隼人 | (横浜市立大学附属市民総合医療センター) |
セッション要旨
2019年から日本超音波医学会Point-of-Care超音波(POCUS)推進委員会が始動し,委員会内でPOCUSによる救急診療の質向上への取り組みについて議論を重ねてきた.当初は救急科専門医のPOCUS到達目標「必須項目」を設定し,その概要については理事会で承認を得た.現在当委員会では、日本救急医学会「救急point-of-care超音波指針」(仮題)の発刊に向けて準備を進めている.その中では,背景,救急科専門医のPOCUS到達目標,その根拠やエビデンス,領域横断的な活用についての概要を示す予定である.指針の中心をなすのは,救急科専門医のPOCUS到達目標「必須項目」になるが,今後救急POCUSの発展につなげるために「望ましい項目」についても言及する.従来の超音波検査,救急POCUSのエビデンス,本邦における救急POCUS普及の実情を勘案し,救急科専門医にとってのPOCUSの概要・方向性を示す予定である.このシンポジウムでは「救急point-of-care超音波指針」(仮題)を概説し、診療現場や救急科専攻医教育での活用についてお示しする。
8 【Challenge to Change】体幹部外傷手術をいかに効率良く習得するか
司会: | 金子直之 | (深谷赤十字病院) |
---|---|---|
村田希吉 | (松戸市立総合医療センター) | |
演者: | 角山泰一朗 | (帝京大学医学部附属病院) |
佐藤幸男 | (慶應義塾大学病院) | |
木谷昭彦 | (島根大学医学部附属病院) | |
安松比呂志 | (日本医科大学千葉北総病院) | |
永嶋太 | (公立豊岡病院組合立豊岡病院) |
セッション要旨
本邦で経験機会の少ない体幹外傷(肺、心及び大血管、腹腔内管腔臓器と実質臓器、骨盤、後腹膜臓器)の緊急手術の手技、放射線科医(IVR)との協働、術後管理と次の手術のタイミングなどをどのように効率よく学べばいいのか、皆で知恵を出し合いましょう。
9 【Challenge to Change】救急処置におけるリスクマネージメント
司会: | 小倉真治 | (岐阜大学大学院医学系研究科) |
---|---|---|
松岡哲也 | (りんくう総合医療センター) | |
演者: | 五十嵐豊 | (日本医科大学付属病院) |
岩下眞之 | (横浜市立大学附属市民総合医療センター) | |
高橋佑典 | (東京医科歯科大学附属病院) | |
菅谷明彦 | (東京ベイ・浦安市川医療センター) |
セッション要旨
救急現場における処置は、ECMO導入や蘇生的開胸術など、高度な侵襲や合併症リスクを伴うものが多い。待機的な処置と比し、人員や時間的制約を伴い、十分なインフォームドコンセントなしで処置を行う状況も少なくない。確実な安全性を保障できるものではなく、合併症が起きることや不幸な転機を迎えることもある。
「緊急だから」という言い訳の下、どのような処置も許される訳ではないが、患者のより良い予後のためにもリスクを踏まえた積極的な医療は必要である。救急処置における合併症発生予防、発生時の対応に関する、各施設の基準や体制についてご議論頂きたい。
失敗を恐れる萎縮した救急医療ではなく、「救命したい」とう前向きな気持ちを後押しできるような管理、サポート体制を皆で構築していくことを目的としている。
10 【禍難を乗り越えて】メディカルコントロールの標準化とコロナ禍におけるメディカルコントロール
司会: | 今井寛 | (三重大学医学部附属病院) |
---|---|---|
佐藤格夫 | (愛媛大学医学部附属病院) | |
演者: | 沢本圭悟 | (札幌医科大学附属病院) |
田邉晴山 | (救急振興財団 救急救命東京研修所) | |
松岡良太 | (市立島田市民病院) | |
福島英賢 | (奈良県立医科大学) | |
田中淳 | (大阪急性期・総合医療センター) |
セッション要旨
全国各地のメディカルコントロールはある一定の標準化を目指している。標準化にむけた対策などに関して発表、さらにはCOVID-19関連によるメディカルコントロールの難しさも生じたと思われる。
11 【Challenge to Change】進化するOpen Abdominal Management
司会: | 藤田尚 | (帝京平成大学) |
---|---|---|
加地正人 | (独立行政法人労働者健康安全機構 関東労災病院) | |
演者: | 吉岡義朗 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) |
上田健太郎 | (和歌山県立医科大学附属病院) | |
根本大資 | (りんくう総合医療センター) | |
重田健太 | (東邦大学医療センター大橋病院) | |
中村佳裕 | (関西医科大学附属病院) | |
関谷宏祐 | (東京医科歯科大学病院 救命救急センター/Green Forest 代官山クリニック) |
セッション要旨
重症外傷患者に対するDamage control surgeryの一環として Open abdominal management(OAM)は行われてきた。その適応は内因性疾患にまで広がり、良好な予後との関連が報告され、Acute care surgery (ACS)領域における重要なトピックの一つである。重症外傷やACS症例の初期診療、術後管理に関わる救急医は、OAMの適応と管理について習熟する必要がある。
本セッションではOAMの適応、方法、管理について議論し、ACS症例のより良い予後に向けた新たなエビデンスの創出を目的としている。
12 【Challenge to Change】外科医と救急医の連携
司会: | 渡部広明 | (島根大学医学部附属病院) |
---|---|---|
演者: | 岡野圭一 | (香川大学 消化器外科) |
河野文彰 | (宮崎大学 外科学講座) | |
村上壮一 | (北海道大学大学院) | |
町田浩志 | (高崎総合医療センター 救命救急センター) | |
夏川知輝 | (淀川キリスト教病院) | |
川崎磨美 | (聖隷三方原病院) |
セッション要旨
救急外科や外傷外科では救急医の初期診療の後、外科医師と引き継ぐことで診療が継続される。しかし、この引き継ぎの中で救急医と外科医との意見対立からスムーズな手術導入が困難な事例もある。外傷のショックに対して、どうしてもCTがないと手術をしてもらえないというのはその典型例である。このような外科医と救急医の連携を阻む要因は何か、そしてそれを改善するためにはどのような取り組みが必要かについて両者の立場からの意見に加え、科学的視点からの議論を行っていきたい。
13 【禍難を乗り越えて】救急医だからこそある、あんな失敗こんな失敗
司会: | 今明秀 | (八戸市立市民病院) |
---|---|---|
林峰栄 | (沖縄ERサポート) | |
演者: | 中尾隼三 | (筑波大学附属病院) |
小原隼斗 | (公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ・浦安市川医療センター) | |
松岡良太 | (市立島田市民病院) | |
小山智士 | (三沢防衛事務所) | |
土手尚 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) |
セッション要旨
成功よりも失敗から学ぶことの方が多い。やりがちな失敗から珍しい失敗まで、救急医だからこそ経験しうる失敗例を、学会として共有することで、日常診療の質向上に努めたい。
14 【Challenge to Change】ER診療における工夫/Tips/裏技
司会: | 志賀隆 | (国際医療福祉大学成田病院) |
---|---|---|
大瀧佑平 | (東京慈恵会医科大学附属病院) | |
演者: | 井上哲也 | (公益社団法人地域医療振興協会 練馬光が丘病院 総合救急診療部) |
金原佑樹 | (独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター) | |
金成浩 | (りんくう総合医療センター) | |
伊丹和喜 | (公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ・浦安市川医療センター) | |
吉野雄大 | (日本医科大学武蔵小杉病院) |
セッション要旨
ERで働いている若手医師にとって、上級医が時折見せる。教科書やマニュアル本には載っていない手技や対応を目にすることがあります。ちょっとしたヒントや工夫を、「Tips」「裏技」として全国の仲間に紹介していただく場を設けました。エビデンスが無くても、主観が入ったものでも、きっとどこかで誰かの助けになることでしょう。
15 【禍難を乗り越えて】コロナ禍におけるER感染対策
司会: | 成松英智 | (札幌医科大学附属病院) |
---|---|---|
松山重成 | (兵庫県災害医療センター) | |
演者: | 岡田昌彦 | (帝京大学ちば総合医療センター) |
高木保 | (藤田医科大学 岡崎医療センター) | |
濱田幸一 | (神奈川県立足柄上病院) | |
柳井真知 | (長野県厚生農業協同組合連合会 佐久総合病院) | |
内藤宏道 | (岡山大学病院) | |
植嶋利文 | (近畿大学病院) |
セッション要旨
コロナ渦において、ERにおける感染対策の重要性は益々高まっていることは疑いない事実である。「救急外来部門における感染対策検討委員会」が昨年公開した感染対策チェックリストの活用も含めて、新たな新興・再発感染症への対応を視野に入れて、議論して頂きたい。
16 【禍難を乗り越えて】コロナ禍における多数傷病者対応
司会: | 小延俊文 | (済生会中和病院) |
---|---|---|
中森知毅 | (横浜労災病院) | |
演者: | 笠岡俊志 | (熊本大学病院) |
那須亨 | (和歌山県立医科大学附属病院) | |
熊田恵介 | (岐阜大学医学部附属病院) | |
菊田正太 | (兵庫県災害医療センター) | |
加藤渚 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) |
セッション要旨
現在のコロナ禍において、救急患者対応は、原則として全てコロナ感染患者として扱っている。
一方、災害による多数傷病者が発生するリスクは低くなっていない。
この状況下において、多数傷病者を受け入れる病院や現場に出動するDMATは、どのように対応するべきか議論頂きたい。
17 【禍難を乗り越えて】コロナ禍における学生・研修医教育の課題と対策
司会: | 佐々木淳一 | (慶應義塾大学医学部) |
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山畑佳篤 | (京都府立医科大学附属病院) | |
演者: | 佐藤朝之 | (市立札幌病院) |
大谷典生 | (聖路加国際病院) | |
山本一太 | (沖縄県立中部病院) | |
武田聡 | (東京慈恵会医科大学附属病院) | |
加賀慎一郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) | |
大下慎一郎 | (広島大学大学院) | |
上畠篤 | (東海大学医学部付属病院) |
セッション要旨
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、学生や研修医に対する救急教育・研修は大きな影響を受けました。一時的に臨床実習・研修を中止にするか、見学のみにするか、感染症対策の指導をどうするか、優先ワクチン接種を申請するのか、など短期間で判断を求められました。それぞれの施設でどのように判断してきたのか、そして今後に向けてどのように判断するのか、皆様のご経験を元にディスカッションを行いたいと思います。
18 【Challenge to Change】ICLSブラッシュアップ・セミナー「With/Post コロナ時代におけるICLSコース開催の工夫」
司会: | 邑田悟 | (愛媛大学医学部附属病院) |
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岸本正文 | (大阪府立中河内救命救急センター) | |
演者: | 丹保亜希仁 | (旭川医科大学) |
伊藤貴康 | (愛知県厚生農業協同組合連合会 豊田厚生病院) | |
小平博 | (兵庫県立淡路医療センター) | |
伊関憲 | (公立大学法人福島県立医科大学附属病院) | |
清住哲郎 | (防衛医科大学校) | |
森義雄 | (岐阜県総合医療センター) |
コメンテーター: | 畑田剛 | (愛知県厚生農業協同組合連合会 豊田厚生病院) |
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セッション要旨
毎回の日本救急医学会総会・学術集会において、日本救急医学会ICLSコース企画運営委員会の企画として、「ICLSブラッシュアップ・セミナー」を開催させていただいております。特に、救急医学会においてはターゲットを主にICLSディレクターとしてみており、今回も全国のディレクターの活動のヒントになるネタで開催できればと願っております。
19 【Challenge to Change】RRSを最大限に活かすために
司会: | 安宅一晃 | (奈良県総合医療センター) |
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富岡譲二 | (米盛病院) | |
演者: | 奈良場啓 | (株式会社 日立製作所 日立総合病院) |
安宅一晃 | (奈良県総合医療センター) | |
服部潤 | (北里大学病院) | |
濱口純 | (東京都立多摩総合医療センター) | |
恩田秀賢 | (日本医科大学付属病院) | |
山下典雄 | (久留米大学病院) |
セッション要旨
RRSは誰が担当する?基準は?ベッドコントロールは?フォローアップは?最適なRRS構築について各施設のシステム・工夫・問題点などについて論じていただきたい
20 【Challenge to Change】Physician scientist のすすめ~次世代の救急医療を担う君達へ~
司会: | 竹内一郎 | (横浜市立大学附属市民総合医療センター) |
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林田敬 | (ファインスタイン医学研究所) | |
演者: | 横堀將司 | (日本医科大学付属病院) |
篠崎広一郎 | (ノースショア大学病院・LIJメディカルセンター/ホフストラ大学ザッカー医学部救急医学) | |
井上茂亮 | (神戸大学大学院医学研究科) | |
酒井和也 | (公立大学法人 横浜市立大学附属病院) | |
苛原隆之 | (愛知医科大学病院) | |
土肥謙二 | (昭和大学病院) |
セッション要旨
重篤な救急疾患を克服するためには、分子病態を解明し、病態に即した診断法・治療法開発が不可欠であり、さらなる予後改善のためには臨床と基礎の連携が必須である。そのため、基礎研究の素養を有する臨床研究者、すなわち「Physician Scientist」の育成は必須である。しかし、欧米と同様に、専門医制度の確立した本邦では、臨床医の基礎的研究への参加が減り、「Physician Scientist」の育成は喫緊の課題である。一方、救急医は日々過酷な臨床現場で患者と向き合い、基礎研究に取り組む十分な時間が与えられないことも事実である。本シンポジウムでは、次世代を担う救急医たちにPhysician Scientistの魅力と重要性を伝え、さらには日本救急医学会がPhysician Scientist育成システム構築へどのような取り組みができるかについて模索したい。
21 【Challenge to Change】臨床研究力向上特別強化合宿
司会: | 松嶋麻子 | (名古屋市立大学病院) |
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梅村穣 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
演者: | 遠藤彰 | (東京医科歯科大学) |
田上隆 | (日本医科大学武蔵小杉病院) | |
梅村穣 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
和田剛志 | (北海道大学大学院医学研究院) |
セッション要旨
臨床研究に興味を持つ若手医師・研究者に対して、1)臨床研究の面白さ・奥深さから、2)実際の研究計画の立て方・資金集め・人集めなど準備の進め方、3)データの集め方・まとめ方・解析の仕方、4)論文の書き方・投稿の仕方、5)実際の体験談までを、第一線の臨床研究者によっててわかりやすく解説する。
本セッションは講演と総合討論を交互に行って進行する。講演を主軸として合間の箸休めにちょっとしたテーマに関して総合討論を挟む。
22 【Challenge to Change】重症コロナ、ECMO搬送調整への提言
司会: | 遠藤智之 | (東北医科薬科大学病院) |
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小倉崇以 | (済生会宇都宮病院) | |
演者: | 文屋尚史 | (札幌医科大学附属病院 救急医学講座) |
萩原祥弘 | (済生会宇都宮病院) | |
藤塚健次 | (日本赤十字社 前橋赤十字病院) | |
清水敬樹 | (東京都立多摩総合医療センター) | |
宮脇博基 | (航空自衛隊 補給本部) |
セッション要旨
COVID-19パンデミックにより我が国における重症患者診療体制の脆弱性が明らかになった。日本COVID-19対策ECMOnetの集計では、ECMOを要する重症コロナの救命率は65%を維持しており、欧米の救命率50%と比較して非常に高いことが示された。しかしこの一年のCOVID-19の診療経験からは、我が国のECMOベッドおよび呼吸ECMOを熟知した医療スタッフは欧米諸国と比べて少ないことも明らかとなった。ECMOを含めた重症診療体制の維持には、拠点化と分散搬送が重要となるが、ECMOを要する患者の搬送には様々な調整と高い技術が必要となる。本セッションでは重症コロナの広域ECMO搬送調整の実例を振Reviewし、重症コロナECMO搬送調整への提言を行う。
23 【Challenge to Change】(新)急性中毒の標準治療 何を根拠に何が変わったか 【日本中毒学会合同企画】
司会: | 伊関憲 | (公立大学法人福島県立医科大学附属病院) |
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杉田学 | (順天堂大学医学部附属練馬病院) | |
演者: | 織田順 | (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学) |
井上貴昭 | (筑波大学附属病院) | |
宮内雅人 | (高知大学医学部附属病院) | |
杉田学 | (順天堂大学医学部附属練馬病院) | |
三瀬雅史 | (日本中毒情報センター) |
24 【Challenge to Change】救急医の人生設計を考える
司会: | 松田潔 | (日本医科大学武蔵小杉病院) |
---|---|---|
西山謹吾 | (高知大学医学部附属病院) | |
演者: | 稲垣栄次 | (長柄診療所) |
古内加耶 | (社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院) | |
加藤宏 | (医療法人社団 永生会 南多摩病院) | |
羽川直宏 | (大阪市立大学大学院) | |
亀崎真 | (小笠原村診療所) | |
木下喬弘 | (Philips Research North America) | |
入江聰五郎 | (入江病院) | |
西山慶 | (新潟大学) |
セッション要旨
救急医をいつまで続けるのか?転科(職)の道はあるか?その最終キャリアは?目的像は?60歳以上の救急医の生き方など。タブーともされかねない領域に豪快に切り込む。
Pro-Con ディベート
1 侵襲的循環動態モニタリング:使う/使わない
司会: | 白井邦博 | (兵庫医科大学) |
---|---|---|
遠藤彰 | (東京医科歯科大学) | |
演者: | 田上隆 | (日本医科大学武蔵小杉病院) |
岡田一宏 | (日本医科大学千葉北総病院) | |
軽米寿之 | (亀田総合病院) | |
山元良 | (慶應義塾大学) |
2 CRRT - non-renal indication:Yes/No
司会: | 土井研人 | (東京大学医学部附属病院) |
---|---|---|
小島光暁 | (東京女子医科大学東医療センター) | |
演者: | 阿部建彦 | (東京慈恵会医科大学附属病院) |
橋田知明 | (東千葉メディカルセンター) | |
小谷祐樹 | (医療法人鉄蕉会 亀田総合病院) | |
小川顕太 | (東京慈恵会医科大学附属病院) |
3 ショックを伴う腹部外傷患者にCTは必要か:Yes/No
司会: | 村田希吉 | (松戸市立総合医療センター) |
---|---|---|
比良英司 | (島根大学医学部附属病院) | |
演者: | 松田真輝 | (埼玉医科大学総合医療センター) |
松本松圭 | (済生会横浜市東部病院) | |
益子一樹 | (日本医科大学千葉北総病院) | |
金史英 | (日本医科大学付属病院) |
4 出血ショックを呈する体幹部外傷におけるREBOA:使う/使わない
司会: | 井上潤一 | (山梨県立中央病院) |
---|---|---|
船曵知弘 | (藤田医科大学病院) | |
演者: | 藤塚健次 | (日本赤十字社 前橋赤十字病院) |
石田時也 | (財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院) | |
下条芳秀 | (島根大学医学部附属病院) | |
永嶋太 | (公立豊岡病院組合立豊岡病院) |
5 重症急性膵炎で予防的抗菌薬を使用する/使用しない
司会: | 土谷飛鳥 | (東海大学医学部付属病院) |
---|---|---|
真弓俊彦 | (産業医科大学) | |
演者: | 大本俊介 | (近畿大学 消化器内科) |
松田直之 | (名古屋大学大学院) | |
堀部昌靖 | (慶應義塾大学消化器内科) | |
平下禎二郎 | (大分大学医学部消化器・小児外科) |
6 敗血症性DIC:抗凝固療法を行う/行わない
司会: | 射場敏明 | (順天堂大学) |
---|---|---|
田上隆 | (日本医科大学武蔵小杉病院) | |
演者: | 和田剛志 | (北海道大学病院) |
横山暢幸 | (横浜市立大学) | |
吉村旬平 | (大阪大学医学部附属病院) | |
小山寛介 | (自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座) |
7 救急車患者搬送:有料/無料
司会: | 西村哲郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) |
---|---|---|
山崎元靖 | (済生会横浜市東部病院) | |
山岡淳 | (大阪成蹊大学) | |
演者: | 森下幸治 | (東京医科歯科大学医学部附属病院) |
土谷飛鳥 | (東海大学医学部付属病院) | |
舩越拓 | (東京ベイ・浦安市川医療センター) | |
山内素直 | (社会医療法人友愛会 友愛医療センター) |
8 トラネキサム酸の早期投与は全ての外傷患者に有効か:Yes/No
司会: | 工藤大介 | (東北大学病院) |
---|---|---|
白石淳 | (亀田総合病院) | |
演者: | 中江竜太 | (日本医科大学付属病院) |
高橋正樹 | (市立札幌病院) | |
西田岳史 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
伊藤香 | (帝京大学医学部附属病院) |
9 救急やるなら:都会/地方
司会: | 織田順 | (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学) |
---|---|---|
今明秀 | (八戸市立市民病院) | |
演者: | 西村哲郎 | (大阪市立大学医学部附属病院) |
鈴木啓介 | (東京医科歯科大学医学部) | |
吉村有矢 | (八戸市立市民病院) | |
松本亮 | (島根大学医学部附属病院) |
10 救急やるなら:東日本/西日本
司会: | 村田希吉 | (松戸市立総合医療センター) |
---|---|---|
藤見聡 | (大阪急性期・総合医療センター) | |
演者: | 高山渉 | (東京医科歯科大学) |
問田千晶 | (東京大学医学部附属病院) | |
廣瀬智也 | (大阪大学医学部附属病院) | |
武部弘太郎 | (京都府立医科大学附属北部医療センター) |
防災学術連携体連携企画
水害を含む国土強靱化に関して
司会: | 米田 雅子 | (防災学術連携体 代表幹事) |
---|---|---|
大友 康裕 | (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 救急災害医学分野) | |
演者: | 中村 尚 | (日本気象学会) |
立川 康人 | (土木学会) | |
筧 淳夫 | (日本建築学会) | |
加藤 孝明 | (日本都市計画学会) |
学会主導研究報告会
司会: | 西山慶 | (新潟大学医歯学総合病院) |
---|---|---|
渋沢崇行 | (独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター) | |
演者: | 遠藤彰 | (東京医科歯科大学) |
安田英人 | (自治医科大学附属さいたま医療センター) | |
西岡典宏 | (京都大学大学院 予防医療学分野) | |
内藤宏道 | (岡山大学病院) | |
田上隆 | (日本医科大学武蔵小杉病院) |
セッション要旨
学会主導研究評価特別委員会では、2018年より学会主導研究を公募し、多くの研究を採択してきた。学会主導研究では、助成金の支給や、学術集会での発表機会を与える等で、研究を支援する。本企画では、学会主導研究に採択された研究を紹介し、学会員に今後の応募の参考にして頂くとともに、学会主導研究実施者としては研究概要を紹介することにより参加施設増加の機会にもして頂きたい。
優秀演題セッション
優秀演題セッション1
EP1-1 | 小林 正和 | (東北大学病院 救急科・高度救命救急センター) |
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敗血症患者における発症前抗血小板薬服用と転帰:FORECAST study 2次解析 |
EP1-2 | 渡邉 研太 | (横浜市立市民病院 救急科) |
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COVID-19流行期における院外心停止症例の検討 |
EP1-3 | 若竹 春明 | (聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院救命救急センター) |
---|---|---|
臓器・組織提供の不成立の理由を紐解く~単施設疫学研究~ |
EP1-4 | 三池 徹 | (佐賀大学医学部附属病院 救急医学講座) |
---|---|---|
アンチトロンビンが血小板機能および血液凝固機能に及ぼす影響 |
優秀演題セッション2
EP2-1 | 出口 亮 | (大阪市立大学医学部附属病院 救急医学) |
---|---|---|
救急電話相談事業が脳血管疾患で救急搬送された患者の予後に与える影響の検証 |
EP2-2 | 松岡 義 | (慶應義塾大学医学部 救急医学) |
---|---|---|
日本外傷データバンクを用いたショックを伴う外傷患者の搬送時の血圧変動と予後の関連, REBOA・創外固定の与える影響度の検討 |
EP2-3 | 西田 有正 | (慶應義塾大学医学部 救急医学) |
---|---|---|
低血圧を呈する頚髄損傷患者における頻脈出血性外傷の併存の関係について |
EP2-4 | 野露 彩乃 | (日立総合病院 救急科) |
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PICS患者における精神障害に関連する因子の検討 |
学生研修医セッション 優秀演題
EPS-1 | 谷田 貴 | (岡山大学 医学部 医学科) |
---|---|---|
蘇生実習における性差教育が与えるインパクト |
EPS-2 | 飯島 真吾 | (東海大学 医学部 医学科) |
---|---|---|
コロナ禍における新型コロナウイルス感染症患者への救急科実習のあり方について学生の立場からの検討 |
EPS-3 | 小倉 康裕 | (京都府立医科大学 医学部医学科) |
---|---|---|
観客に対するAED使用を迅速化するシステム「REDSEAT」の現状と今後の展望 |
EPS-4 | 矢吹 美緒 | (日本医科大学 医学部 医学科) |
---|---|---|
東京消防庁の救急搬送記録から解析したCOVID-19が救急医療システムに及ぼした影響 |
EPS-5 | 齋藤 朱花 | (東京大学 医学部医学科) |
---|---|---|
敗血症予測におけるプレホスピタルと救急外来のqSOFAの有用性 |
EPS-6 | 森 陽愛子 | (筑波大学 医学群医学類) |
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気道異物による窒息25例から見た異物の位置と予後の関係 |
EPS-7 | 村松 潤 | (埼玉医科大学 医学部医学科) |
---|---|---|
カフェイン中毒患者における不整脈の予測に対する探索的研究 |
EPS-8 | 北林 快 | (大阪急性期・総合医療センター ) |
---|---|---|
重症COVID-19に対する予防的抗菌薬治療の限界 |
EPS-9 | 吉田 裕紀 | (横浜労災病院 ) |
---|---|---|
COVID-19流行下におけるNPPVの非使用が急性心原性肺水腫の治療へ与える影響 |
EPS-10 | 加納 壮一郎 | (岐阜大学 医学部医学科) |
---|---|---|
高気圧酸素条件下における薬物動態の解析 |