プログラム

シンポジウム(一般公開)

「比較文化の視点から交通安全を考える」

市民生活のスタイル,個人行動の特徴,その集積結果である社会的特質などは,地理的条件や気候,哲学,宗教,倫理観などの文化的背景などによって,大きく影響を受けていると考えられます。交通を対象とした場合にも,こうした一般的な地域性・文化的背景などによって,交通事故発生に至る主要因の傾向の違いや,交通混雑の社会的許容度など,交通文化に違いが生じます。

したがって交通安全性の向上のために有効な技術や施策にも,地理的・文化的文脈を十分に理解し,配慮することが重要です。本シンポジウムでは,比較文化の観点で,様々な立場から地域性,文化的差異などを理解し,また国連によるSDGsとの関係性も考慮しながら,地域に応じた交通安全性の向上に寄与するような,有用な考え方の端緒を見出すことを期待いたします。

 


開会挨拶 武内 和彦(日本)
趣旨説明 大口 敬(日本)
基調講演 + パネリスト 藤森照信(日本)
パネリスト アリ・フザイン(エジプト)
パネリスト ナン・トラン(アメリカ)
司会 佐野 充(日本)
   
Timetable 13:00 開場
  13:30 - 13:35 開会挨拶
  13:35 - 13:40 趣旨説明
  13:40 - 14:25 基調講演
  14:25 - 14:50 休憩
  14:50 - 16:30 パネルディスカッション
  16:30 - 16:35 閉会挨拶

開会挨拶

 

趣旨説明

 

武内 和彦(日本)

IATSS会長
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)理事長
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)
機構長・特任教授

 

大口 敬(日本)

IATSS会員 / 国際フォーラム実行委員会会長
東京大学生産技術研究所教授

基調講演 + パネリスト

 

藤森照信(日本)

建築史家、建築家

●略歴
昭和21年長野県生まれ。東北大学建築学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。東京大学生産技術研究所教授、工学院大学教授を経て、現在は、東京大学名誉教授、工学院大学特任教授、江戸東京博物館館長。専門分野は建築史。
近著に『磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義』2016年六耀社、『住宅の原点』2017年ハースト婦人画報社、『藤森照信の建築探偵放浪記』2018年経済調査会等、建築史建築設計関係著書多数。近作に《草屋根》(ラ コリーナ近江八幡たねや 総合販売場、2015年近江八幡市)、《モザイクタイルミュージアム》(2016年多治見市)等史料館・美術館・住宅・茶室建築作品多数。

パネリスト

アリ・フザイン(エジプト)

●略歴
カイロ大学工学部名誉教授(専門は輸送交通工学・計画)。DRTPC(カイロ大学技術研究所)交通プログラム・ディレクター。 JEAS編集長。 運輸交通研究所(Transport/Traffic Lab)および国際的交通安全修士課程を設立。
エンジニアリング、交通科学の分野で国から3つの賞を受賞。大学教授による公共事業促進委員会の委員長。CODATU(開発途上国の都市交通国際会議)初代副議長。この他、WCTRS(世界交通学会)運営委員会、TRB(米国交通輸送調査委員会)国際協力委員会、国連や世界銀行の諮問委員会などに参加。 交通計画、運輸管理、政策、安全、環境、輸送計画、NMT(非動力交通)などの分野で、主任研究員や上級専門家として60以上の研究やコンサルティング・プロジェクトに従事。その多くが国際機関と連携。
(ご本人希望により写真は掲載しません)


 

ナン・トラン(アメリカ)

●略歴
2011年より世界保健機関(WHO)に勤務。6年にわたり、保健政策制度研究アライアンス(AHPSR) のマネージャーとして、有効性が証明された介入策の実施を通じて、保健制度を強化するためのガイダンス作成や活動の開発を主導していた。 2017年10月からは、NVI管理部(NVI:非感染症、障害、暴力、傷害予防)の中のUIPチーム(UIP:不慮の事故やそれによる傷害の予防)でコーディネーターを務め、交通安全、傷害監視/調査、アルコール・薬物関連の傷害を中心に、UIP分野での活動調整を行っている。


司会

 

佐野 充(日本)

IATSS顧問

●略歴
1951年生まれ。日本大学大学院理工学研究科教授。富士学会理事長・神奈川県地方自治研究センター理事長・日中地域学研究センター所長。
都市文化・地域環境分野の地理学者。地域資源を活かした地域づくり,地方自治とまちづくり,地域再生と観光振興,人口減少社会における持続的な地域社会の形成,交通安全文化の認識と醸成などの調査・提言をしている。
著書に,『日本の風土と災害』・『都市化の現状と将来』・『Tourism, Environment and Sustainability』 (共著),『富士山を知る事典』(監修) などがある。

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