第136回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会

会長挨拶

第136回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
会長 山本 哲司
香川大学医学部 整形外科

山本哲司

(2020/12/07)

第136回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会は2021年4月9日(金)~10日(土)に神戸で現地開催すべく教室・同門会を挙げて鋭意準備をすすめてまいりました。しかしながら2020年11月初旬から始まった新型コロナウイルス感染症の三度目の感染拡大を受け、理事長および役員の先生方と慎重に協議いたしました結果、本学術集会はWeb開催とさせていただくことに決定しました。感染拡大の予測が立たず、また治療薬の開発やワクチンのわが国での接種開始も来年以降になるとのことであり、ライブ配信とオンデマンド配信を中心としたWeb上でのコンパクトでシンプルな学会を企画いたします。

より学術的な講演と演題を主体とするため残念ながら文化講演は中止とさせていただきます。特別講演は予定どおり三重大学の内田淳正先生と弁護士・医師である小田祐資先生にお願いし、13の教育研修講演は最近数年間のうちに着任された中部地区の教授を中心に依頼し御快諾をいただきました。また学会としては双方向のリアルタイムのディスカッションは必須であると考え、主要演題から選んだシンポジウムはすべてライブ配信といたしました。また共催セミナーも共催会社の規約上の理由から、その多くをライブ配信とすることにしました。Web開催の場合、繰り返し視聴できるオンデマンド配信の一般演題とポスター演題は同様の特性があると考えてポスター発表は中止としました。

神戸での現地開催を断念するのは誠に残念ではありますが、学会のWeb開催には今までわからなかったいくつかの利点があることが最近分かってきました。Web開催の学会には今までどうしても現地への集合がかなわなかった先生方の積極的な参加が目立ち、学会の参加人数も現地開催に遜色ないということが判明してきています。多数の会員の皆様に御満足していただくために、本会も来る2021年4月までに充実した学会の企画準備をする所存でございますので、なにとぞ多くの先生方の御参加をお願いする次第でございます。

(2020/03/30)

香川大学整形外科学教室が第136回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会を来る2021年4月9日(金)~10日(土)に開催させていただくことになり、大変光栄に存じておりますとともに会員の皆様には深く感謝申し上げます。本学会は1989年に上野良三教授が担当され、また2000年に前任の乗松尋道教授が会長を務められて以来3度目で、実に21年ぶりの香川大学の主催となります。前の2回はいずれも香川県内で開催されましたが、近年の本学会の会場数の増加を鑑み、第136回の本会は神戸国際会議場と神戸商工会議所で開催させていただくことにしました。高松市内での開催も模索しましたが、最近の本学会は9会場とポスター展示場を準備していることが多く、また高松の会議場の改修時期と重なるため、参加者の利便性を考えて学会開催の環境が整っている神戸で開催させていただくことにしました。

今回の学会のテーマは「未来への扉:技術と熟練」とさせていただきました。「技術」とはテクノロジーの意味で、整形外科医を取り巻くハード面での進歩を指します。AIを含めた最新の先端医療技術に触れてこれらを十分に使いこなしながら、個々の手術手技を磨き「熟練」した外科医として新しい未来の整形外科を構築したいという意味でテーマとさせていただきました。

文化公演および特別講演として、アートディレクターである北川フラム先生と三重大学学長補佐であられる内田淳正先生にご講演をお願いしました。北川フラム先生は全国各地で催される芸術祭やアートプロジェクトに関わられておりそれぞれの地域の復興に貢献されてきました。香川県では2010年から3年ごとに開催される瀬戸内国際芸術祭のチーフディレクターを務めてこられ、香川大学の客員教授でもあり2018年には文化功労者に選出されておられます。内田先生は関西骨軟部腫瘍研究会時代からご指導を頂いている大先輩で、三重大学学長を6年間務められました。豊富なご経験からトップとしての組織づくりの方法についてお話いただければと考えています。

学会で神戸を訪れる機会は多いと思いますが、交通の便もよく会場がまとまっており、また街全体が学会開催をサポートする態勢が整っているため会期中にご不便をおかけすることはまずないと思われます。私自身も研修医の頃から20年以上過ごした経験があり、今まで何度も神戸に来られた方でもあまり行かれたことのないお洒落な場所をご紹介したいと思います。開催までの間、教室と同門会を挙げて入念な準備を行うことといたしますので、多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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