第135回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
閉会御礼の言葉

令和2年10月9日からWeb開催をしておりました第135回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会は11月10日をもって、無事終了いたしました。ここに、ご参加、ご支援いただきました多くの皆様に心から御礼を申し上げます。

本来であれば皆様を島根にお迎えして、有意義な議論の場を設けたいところではございましたが、新型コロナ禍の収束が見通せない中、ライブ配信とオンデマンド配信を併用したWeb開催という形式を選択しました。このため、多くの皆様にご心配やご面倒をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。このような中でも、995名もの多くの皆様にご参加をいただきました。重ねて御礼申し上げます。

本学術集会では、日本の整形外科災害外科学のさらなる進歩と発展を期して、“日本の未来を創る”をテーマとして掲げ、日本の泰斗に、整形外科災害外科学の進むべき方向を示していただきました。Web配信という形式ではありましたが、各先生方の先見性の高いご研究の一端をお教えいただくとともに、その見識の高さにも深く感銘を致しました。また、”Reviewers under 40”では、日本の整形外科災害外科学の将来の担う若手研究者の擡頭を肌で感じることができました。各シンポジウム、主題では各領域の課題と展望を纏めていただき、口演・ポスター発表では貴重な症例に基づき、多くの示唆をいただきました。

このように学会が無事に終えることができましたのも、昨今の厳しい経済状況の中で多大なるご支援・ご協力を頂きました多くの製薬会社・医療機器会社各位、関連病院および同門会の皆様のお陰でございます。改めまして心より厚く御礼申し上げます。

本学術集会を通して、若い人たちが整形外科災害外科学の知的好奇心を高め、日本国民の健康・福祉にさらなる貢献ができるよう、切磋琢磨しながら、より高みを目指して、 新たな“日本の整形外科災害外科の未来”を創っていただきたいと切に望みます。

最後に、本学会の開催にご支援・ご尽力いただきました、多くの皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

令和2年11月

第135回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
会長　内尾祐司