大会長挨拶
ACCP 2022 in Nagoya
大会長 亀井 浩行
(名城大学薬学部 教授)
この度、The 21st Asian Conference on Clinical Pharmacy (ACCP 2022 in Nagoya) を2022年2月11日(金)– 14日(月)の4日間、名城大学薬学部(名古屋市)において、開催する運びとなりました。ACCPはアジア各国の13か国以上が集い、アジアにおける臨床薬学の発展を目指して国情の異なる互いの研鑽の場として活動して参りました。日本(名古屋市)での開催は24年間の大会の歴史の中で、2001年開催以来21年ぶり2回目となります。
ACCP 2022 in Nagoyaでは「The Next Stage of Clinical Pharmacy from Asia」をテーマとしました。近年の医療の飛躍的な進歩に伴い、薬物療法が多様化・高度化する中で、薬の専門職である薬剤師には次のステージとして、臨床現場でのリーダーシップが期待されています。薬剤師には、患者を支えるためのチーム医療や多職種連携の中心的な役割とともに、対物から対人への新しい時代にふさわしい専門性と資質能力を兼ね備えることが望まれています。
テーマにはアジア各国の薬剤師、教員、研究者が発信する臨床実践、教育、研究、社会貢献について討論し、次世代の薬剤師職能の発展と医療の向上に貢献するための薬剤師養成に寄与することへの期待が込められています。ACCP 2022 in Nagoyaではアジア各国のパワーを肌で感じ取っていただき、学際的・文化的な交流を通じて参加者の視野を広げるとともに、明日からの自己の活力源となりますことを期待しております。多くの皆様のご参加をお待ちしています。是非、名古屋でお会いしましょう。