第94回日本胃癌学会総会

演題募集(公募)

横浜のイラスト

採否通知

2021年12月29日(水)に演題登録時にご入力いただいたメールアドレスへ採否通知を配信(ab-94jgca[あ]senkyo[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)より発信)いたしました。
採否通知メールを受信されていない場合は、以下の演題登録事務局まで演題受付番号(aと数字5桁の番号)を添えてお問い合わせください。

※稀に迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がございますので、迷惑メールフォルダもあわせてご確認ください。

第94回日本胃癌学会総会演題登録事務局
E-mail:ab-94jgca[あ]senkyo[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。

演題募集期間

主題演題(一部公募)/一般演題(口演・ポスター・ビデオ)

2021年7月14日(水)~ 8月31日(火)
9月15日(水)正午まで延長いたします。
9月30日(木)23時59分まで再延長いたします。
10月8日(金)23時59分まで再延長いたします。
演題募集を締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

2021年7月14日(水)~8月31日(火)
9月15日(水)正午まで延長いたします。
9月30日(木)23時59分まで再延長いたします。
10月8日(金)23時59分まで再延長いたします。
演題募集を締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

応募資格

筆頭演者は、日本胃癌学会会員に限られます。
非会員の方は、こちら から入会手続きをしてください。
現在、入会手続き中の方は、会員番号は99999にて入力し、入会手続きをしてください。
入会手続きにはお時間がかかることがございますので、早めのお手続きをお願いいたします。

※研修医の先生におかれましては、総会への参加登録をいただければ、非会員でも筆頭演者としてご発表いただけます。

一般社団法人日本胃癌学会 事務局
〒602-0841
京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465
京都府立医科大学 消化器外科内
TEL:075-241-6227 FAX:075-251-5522
E-mail:jgca[あ]koto[ど]kpu-m[ど]ac[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

発表形式

下記よりご希望の発表形式を選択してください

  • 口演発表
  • ポスター発表(口頭発表する時間があります)
  • ビデオ発表

    ※発表スライドデータの作成については採否通知後にお知らせいたします。

応募カテゴリーについて

以下よりふさわしいカテゴリーを選択し、応募してください。

主題カテゴリー

主題演題区分より、主題公募(シンポジウム、ビデオシンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、ビデオワークショップ)のいずれかを選択してください。

シンポジウム
  • 食道胃接合部癌(Siewert type2)に対する治療の最先端 (English)
    State of the art of therapeutic strategy for Siewert type2 esophagogastric junction cancer

    食道胃接合部癌は増加傾向にあり、本邦における多施設共同研究の結果により、食道浸潤範囲別に外科手術アプローチ法、リンパ節郭清範囲が提示されている。本シンポジウムでは食道胃接合部癌の中でもSiewert type 2に焦点をあて、各施設における薬物療法を含む集学的治療、アプローチ法、食道・胃切除範囲、リンパ節郭清範囲、再建法の治療成績を幅広く討論し、本病態に対する至適な治療法の礎としていただきたい。

  • 今、改めて問う:Conversion surgeryの適応と意義 (English)
    Now, we ask it over again. What are the indication and the significance of the conversion surgery for advanced gastric cancer?

    Conversion surgeryに関する治療成績の解析から、その適応と意義に関しては多くの討議がなされてきた。一般に、初診時に外科治療の適応のない進行再発胃癌の背景因子は多種多様であり、一概に治療法を論じる事ができない困難さがある。こういった複雑な病態の中で、どのような症例に、どのような治療を、どのような回数施行する事で外科治療が可能となりえるのか。その予測因子は何なのか。さらに、外科治療後の治療は何をすべきなのか、その予後規定因子は何なのかを明らかにしていただきたい。

  • 胃癌における分子生物学的異常の解明と治療への応用 (English)
    Elucidation and application of molecular biologic abnormality for therapeutic strategy in gastric cancer

    胃癌はThe Cancer Genome Atlas (TCGA) projectの結果により、分子生物学的特徴により4群に分類されていることは周知の事である。Epstein-Barr virus positive, microsatellite instability, genomically stable, chromosomal instabilityの4つに大きく分類されている。それぞれの群の臨床像を明らかにするとともに、治療法、治療成績を検討する事で、それぞれの分子生物学的異常毎により効果的な治療法の確立を目指したい。

  • 新規薬物療法の治療成績:有用なバイオマーカーは何か? (English)
    What is the useful biomarker for gastric cancer based on the therapeutic outcomes using the newly developed regimens?

    周術期薬物療法、進行再発胃癌に対する薬物療法は日進月歩であり、様々な新規薬物が開発され、日常臨床でも使用されている。以前の薬物よりは治療効果が期待できるものの、まだ満足のいく結果ではないものと考える。しかし、予後を規定するバイオマーカーが明らかになれば、さらなる治療成績の改善が期待できる。最近、開発された新規薬物を中心に、臨床的に有用性の高いバイオマーカーが明らかにしていただきたい。

  • ゲノム医療はどこまで胃癌の治療成績を改善できるのか? (English)
    To what extent can we improve the therapeutic outcomes of gastric cancer using genome medicine?

    2019年6月にゲノム医療が保険収載され、がん遺伝子パネル検査ならびにその結果に基づいた薬物治療が一般診療として開始された。現状では、標準的治療が終了した後の治療法として位置づけられている。一般に、治療に至る割合は10%強とされており、多くの患者さんに益するとはまだ言い難い。ゲノム医療が胃癌治療成績をどの程度改善できるのか?それぞれの施設での現状を、治療成績とともにご報告いただき、今後のさらなる発展につなげたい。

  • 進行再発胃癌に対する薬物治療の最前線 (English)
    State of the art of pharmacotherapy for advanced gastric cancer

    進行再発胃癌に対する薬物療法は進歩しているものの、未だ満足のいくものではない。しかし、第6版ガイドラインでは一次治療から三次治療まで、様々な治療法が追加されることになり、今後さらに治療成績が改善される事も期待できる。本シンポジウムでは、各臨床試験グループの大規模臨床試験、ハイボリュームセンターなどの治療成績を提示していただき、今後どのような薬物療法が進行再発胃癌に対する標準治療となりえるのかを討議いただきたい。

ビデオシンポジウム
  • 胃癌に対するロボット手術のpros and cons (English)
    Pros and cons of robotic surgery for gastric cancer

    胃癌に対するロボット手術が保険収載され、全国津々浦々、様々な施設でロボット下胃切除術が施行されている。ロボット手術は、どの術式のどの部位の操作に有用性が高いのか?ロボットの有用性を最大限に引き出すコツは何か?また、陥りやすいピットフォールは何か?これからロボット手術を行うとする若手医師にもわかるように、腹腔鏡下手術との違いを十分に解説していただきながら、そのpros and consをご討議いただきたい。

  • 進行胃癌に対する内視鏡外科手術のpitfall (English)
    Pitfall of laparoscopic gastrectomy for advanced gastric cancer

    本邦ではJCOG0912、JCOG1401の試験結果を受けて、cStageI胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術、胃全摘術、噴門側胃切除術は推奨されている。しかし、本邦における進行胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術を推奨する臨床試験のデータはない。現在施行中のJLSSG0901の結果が期待される。一方、実臨床では多くの施設でcStageII以上の進行胃癌に対して腹腔鏡下胃切除術が施行されている。早期胃癌に対する内視鏡外科手技とは何が異なるのか?陥りやすいpitfallは何か?根治性の確保はどのように確認しているのかなど、ビデオを供覧していただき、わかりやすく解説していただきたい。

  • 食道胃接合部癌(Siewert type2)に対する手術手技 (English)
    The steady surgical procedure for esophagogastric junction cancer (Siewert type 2)

    食道胃接合部癌(Siewert type2)に対する至適な治療戦略は、徐々に明らかになりつつあるが、その手術手技は未だ、多種多様である。腫瘍学的な観点から、どのような病変に対しどのような切離範囲、リンパ節郭清範囲が適切であるのか。QOLの観点から、どのような再建術式が妥当であるのか、を各施設の工夫を凝らした術式を供覧していただき、根治性の高い安全な手技の確立に貢献していただきたい。

パネルディスカッション
  • 胃癌に対するロボット手術はどこまで進んだか?:治療成績から見た適応 (English)
    How advanced has the robotic surgery for gastric cancer? : Indication from the viewpoint of the therapeutic outcomes

    胃癌に対するロボット手術が保険収載されてから、多くの施設で施行され始めている。さらに、そのコツ、ピットフォールなども討議され、徐々に定着しつつある。本パネルディスカッションでは、各施設のこれまでの短期、長期の治療成績を解析していただき、どのような症例にロボット手術を行うのが適切であるのか?治療成績の詳細な検討から、その適応を示していただきたい。

  • 高齢者胃癌症例(80歳以上)に対する周術期管理:合併症を予防するには (Japanese)

    本邦では80歳以上の症例を高齢者胃癌と定義する事が多い。高齢者胃癌症例における合併症対策は過去に何度も討議されてきたが、確立されたとは言い難い。また、高齢者は一旦、重篤な合併症を発症すると致命的になることもありえる。高齢者は様々な併存疾患を抱えている事が多く、個々の症例の背景因子は複雑である。一律に合併症予防対策を講じることは困難かと考えるが、各施設で取り組んでいる予防対策を提示していただき、症例毎に有効な予防法を確立する糧としていただきたい。

  • 上部進行胃癌に対する脾摘/脾門リンパ節郭清の適応と意義 (English)
    Indication and Impact of splenectomy/splenic hilar lymph node dissection preserving the spleen for proximal gastric cancer

    JCOG0110により、大弯測に浸潤のない上部進行胃癌に対しては脾門リンパ節郭清のための予防的脾臓摘出術は回避すべきとの結果がでている。さらに、JCOG1809では大弯側に浸潤する胃上部進行胃癌を対象に、脾臓を温存しながら脾門リンパ節を予防的に郭清する「腹腔鏡下/ロボット支援胃全摘+脾温存脾門郭清」の安全性を確認する試験が進んでいる。リンパ節郭清のための脾摘が長期にわたり施行されてきた本邦においては転換期ともいえる。この時代にあって、上部進行胃癌に対する脾摘/脾門リンパ節郭清の適応と意義は何なのかを、自施設の成績の解析から提示していただきたい。

  • HER2陽性進行再発胃癌に対する新展開 (English)
    New development for HER2 positive advanced gastric cancer

    本邦のガイドライン上ではToGA 試験の結果をうけ、HER2陽性進行再発胃癌に対する1次治療としてトラスツズマブ併用化学療法が推奨され、一般的に施行されている。しかし、胃癌に特徴的な腫瘍内ヘテロジェナイティ、トラスツズマブ使用後のHER2 lossに対する対策の課題が残っている。さらに、HER2陽性の進行胃癌・食道胃接合部癌の3次以降の治療として、抗HER2抗体薬剤複合体製剤トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、DS-8201a)の良好な結果が示され保険収載となった。HER2陽性進行再発胃癌に対する様々な観点からの成績を提示していただき、新たな治療法の糧としたい。

  • 胃癌術後障害の評価法と治療への活用  (Japanese)

    胃癌術後障害により多くの患者さんが苦しんでいる現状がある。腫瘍学的観点から根治性を求めることは当然であるが、術後の患者さんのQOLを維持することも非常に大事である。さらに、術後の社会的、肉体的、精神的な生活の質を評価する「ものさし」も様々なものがあるが、共通であることが望ましい。現状、どのような評価法を使用し、その評価によってどのような対策を講じているのか?さらに、その結果、どのように改善したかなど、自施設の成績をお示しいただき、患者さんのQOL改善に貢献していただきたい。

  • MSI型胃癌の全て-MSI型胃癌における臨床的、病理学的意義  (Japanese)

    MSI (microsatellite instability 型胃癌は胃癌のTCGAにおける胃癌の4つの代表的な分子病型の1つで最近では免疫チェックポイント阻害剤との関連性も指摘されている。しかしながら、大腸癌と異なり初期病変の特徴は十分に明らかにされておらず、一方進行胃癌においても治療指針や予後についてMSS (microsatellite stable) 型胃癌との相違は必ずしも明確にはされていない。そこで、本主題研究ではMSI型胃癌を早期胃癌と進行胃癌に分け、前者では内視鏡所見とその取り扱い及び病理学的、分子病理学的特徴について、後者では治療、予後について、現時点での本邦でのコンセンサスの形成を期待したい。

ワークショップ
  • 胃癌に対するICIの治療成績を向上させるには:新たなバイオマーカーは? (English)
    To improve the therapeutic outcomes of ICI therapy for advanced gastric cancer: what is a new biomarker in this treatment?

    胃癌に対しては、二種類の免疫チェックポイント阻害剤が保険収載されている。ニボルマブ(ATTRACTION-2 試験:3次治療, CheckMate-649試験:1次治療)ならびにペンブロリツマブ(KEYNOTE-158試験:MSI-high)は、いずれの抗PD-1抗体も一定の効果を示すものの、どのような症例に効果があるかは未だ明らかではない。これらの治療に対するバイオマーカーが明らかになれば、より効果的な治療成績が得られるものと考える。本セッションでは、様々な検討からの成績を提示していただき、今後の治療の礎としていただきたい。

  • 癌診断におけるAI活用はどこまで進んだか?  (Japanese)

    AI内視鏡画像診断システムの登場により、早期胃癌の診断率が飛躍的に向上したと言われている。内視鏡検査時にリアルタイムで癌の診断を補助することで、医師とAIが一体となり、診断精度が向上する事が可能となる。現状、臨床の現場でこのシステムがどうのように活用され、その精度はどのようなものか?さらには、どのような解決すべき問題があるのかなど、このシステムをさらに普及し、その有用性を引き出すためには何をすべきかを討議いただきたい。

  • 転移/再発胃GISTに対する薬物治療の長期成績  (Japanese)

    手術が困難な転移/再発胃GISTに対する薬物治療は、イマチニブ、スニチニブ、レゴラフェニブと3種類があるものの、KIT遺伝子の変異部位などにより、その治療効果には差があるとされている。欧米では、症例毎に次世代シークエンサー(NGS)を用いたがん遺伝子パネル検査を行い、より効果が期待できる薬剤の選択を行っている。本邦では、内視鏡健診時に偶発的に小さなGISTが発見されることも少なくないが、中には遠隔転移をきたしている症例や高リスク後に再発する症例もある。そういった進行症例に対する薬物治療後の成績はどうなのか?自施設のデータを供覧していただき、さらに効果の高い治療法開発の一助にしていただきたい。

  • 胃癌薬物療法施行時における栄養補助療法の有用性  (Japanese)

    術後補助化学療法、進行再発胃癌に対する薬物治療などに際して全身状態の安定化、とくに栄養状態を維持することは非常に重要である。栄養状態の把握には、血液検査でのPNI、GPSなどの指標、筋肉量、握力など様々な検査がある。これらの指標をもとに、栄養管理を行っていることは想像に難くないが、どのような患者さんに、どのような栄養介入をすることが薬物療法の維持、さらには効果を高めるために有用であるかをデータをお示しして戴きながらご討議いただき、より有用性の高い薬物療法を行えるようにしていただきたい。

  • 高齢者胃癌症例に対する薬物療法の適応と限界 (English)
    Indication and limitation of pharmacotherapy for elderly patients with advanced gastric cancer

    本邦においては益々高齢化が進み、高齢者胃癌症例の割合が多くなっていくことが予想される。高齢者においては、診断の遅れから切除不能となったり、併存疾患などにより術後全身状態回復遅延がみられることもあり、術後補助化学療法が理想的に行えない症例も存在する。本邦における高齢者胃癌症例80歳以上とされていることが多いが、併存疾患の多い高齢者胃癌患者さんに対して、どのような適応で、どのように薬物療法を行っているのか?さらに、その治療成績は、他の年齢層と同等なのか?様々な観点から、今後益々クローズアップされてくるこのトピックにどう立ち向かうのかを討議していただき、日常診療に反映していただきたい。

  • 胃癌における微小環境の分子機序の解明と臨床的意義 (Japanese)

    微小環境は最近注目されている概念で、浸潤部における癌胞巣と周囲間質(癌間質)の相互作用により浸潤、転移が制御されていることを示す仮説である。胃癌では浸潤部における組織学的変化が複雑で微小環境の意義も組織像と関連させて考える必要があることから、他の癌とは異なった特殊性がある。しかしながら、このような観点からの胃癌の微小環境の役割を解明した研究成果は少ない。また大腸癌においては微小環境下において形成されるbuddingやdesmoplasiaなどの組織因子の臨床病理学的重要性が指摘されているが、胃癌における意義は確立されていない。胃癌における微小環境の分子機序と診断、治療 (免疫チェックポイント阻害剤)などの臨床的応用面について今後の展開をご討議いただきたい。

  • 薬物療法に対する支持療法の進歩  (Japanese)

    薬物療法は患者さんにとって大きな負担となる事は否めない。そこで、個々の患者さんの治療による副作用・合併症・後遺症による症状を軽くするための予防、治療、およびケアが積極的になされている。さらに、悪液質を改善するための薬剤の登場により、支持療法の質がさらに高まる事が予想される。多くの施設では、化学療法部を中心に多職種チームを形成し、治療にあたっているものと考える。各施設でどのような取り組みを行い、どのような成果を上げているかを討議していただき、明日からの診療に活用していただきたい。医師のみならず、薬剤師、看護師などからの応募を期待したい。

ビデオワークショップ
  • 胃・十二指腸病変に対するLECSの新工夫 (English)
    Invention of LECS for gastroduodenal tumors

    LECSが導入されて以来、様々な術式が開発されてきた。病変の部位、大きさとの関係などにより根治性を高めるための工夫がされ、適応が拡大されているようにも考えられる。さらに、EFTRのような手技も先進医療として導入している施設も散見されるようになった。十二指腸病変は胃病変に比較して、操作が困難であること、合併症が多い事が懸念されているものの、徐々に拡大施行されているものと考える。現時点で、どのような工夫に取り組み、安全かつ良質なLECSを行っているかを、ビデオで供覧していただき、その有用性につきご討議していただきたい。

  • 脾門リンパ節郭清のピットフォール: 腹腔鏡 or ロボット? (English)
    Pitfall of splenic hilar lymph node dissection for proximal gastric cancer: laparoscopic surgery or robotic surgery

    JCOG1809では大弯側に浸潤する胃上部進行胃癌を対象に、脾臓を温存しながら脾門リンパ節 を予防的に郭清する「腹腔鏡下/ロボット支援胃全摘+脾温存脾門郭清」の安全性を確認する試験が進んでいる。臨床試験として現在施行中であるが、各施設で質の高い脾門リンパ節郭清を安全に施行するためにどのような機器を用いて、どのような工夫をしているのかをビデオを供覧していただきながら、ご討議していただきたい。

  • ナビゲーションサージェリーの工夫 (English)
    Invention of navigation surgery

    ICGを用いた蛍光内視鏡外科手術は様々な臓器で行われている。早期胃癌に対するセンチネルリンパ節同定、郭清すべき領域のリンパ節遺残確認、至適な切除範囲決定、再建臓器の血流状態確認など、様々な応用が可能と考えられる。胃癌に対してどのようなナビゲーションサージェリーを行い、その治療成績はどうであるか?各施設の手技の工夫を供覧していただき、その治療成績を討議していただくことで、広く一般臨床に普及させていただく一助としていただきたい。

  • ESDの手技の工夫 (English)
    Invention of ESD

    ESDが一般臨床に導入されてから久しい。この間、多くの手技の工夫が報告され、より短時間でより確実安全に病変を切除する事が可能になってきたと考える。しかし、中には視野が十分に確保できない部位や拡がりを示す症例や再切除例など、手技的に困難な症例も存在する。施設毎に様々な工夫をしていると考えられるが、それぞれの工夫をビデオで供覧していただくとともに、治療成績を提示していただき、明日からの日常診療に役立てていただきたい。

患者アドボカシーセッション

患者アドボカシーセッションでは、医師のみならず胃癌治療にかかわるすべての方から広く演題を募集いたします。なお、本セッションにおいては筆頭演者が日本胃癌学会会員である必要はございません。

一般カテゴリー

1疫学
2分子生物
3病理
4ゲノム解析
5トランスレーショナルリサーチ
6バイオマーカー
7腫瘍微小環境
8人工知能
9内視鏡治療
10内視鏡診断
11画像診断
12H.pylori
13胃癌の進展
14微小転移・希少転移
15術中迅速診断
16癌幹細胞
17臨床病理
18予後因子
19個別化医療(プレシジョンメディスン)
20臨床試験
21化学療法
22術前化学療法
23術後化学療法
24二次化学療法
25三次化学療法
26腹腔内化学療法
27分子標的治療
28免疫療法
29放射線療法
30conversion surgery
31手術手技
32腹腔鏡手術
33ロボット手術
34機能温存手術
35縮小手術
36LECS
37手術支援ナビゲーション
38術後機能評価
39胃切除後障害
40周術期管理
41術後合併症
42ERAS
43ナビゲーションサージェリー
44腹膜播種
45CART
46ステント治療
47肝転移
48再発
49早期胃癌
50進行胃癌
51スキルス胃癌
52残胃癌
53多発胃癌
54胃管癌
55食道・胃接合部癌
56高齢者胃癌
57AFP産生胃癌
58EBV関連胃癌
59GIST
60悪性リンパ腫
61胃神経内分泌腫瘍
62ガイドライン
63クリニカルパス
64術後サーベイランス
65化学療法後長期生存例
66NST  
67治療成績
68QOL評価
69悪液質
70栄養
71肥満
72症例報告
73取扱い規約
74集学的治療
75緩和治療
76チーム医療
77患者アドボカシー
78MDTカンファレンス
79医療連携
80口腔ケア
81その他

演題採否

演題の採否及び発表形式(口演・ポスター・ビデオ)の決定は会長にご一任ください。

演題登録について

抄録言語

原則英語での登録をお願いしておりますが、日本語での登録も可能ですので多数の演題応募をお待ちしています。

※ただし公募主題の英語セッションについては必ず英語でご登録ください。

発表言語

英語・日本語どちらでも可能です。

※公募主題セッションについては言語が決まっておりますので、指定の言語でご登録ください。

発表スライド言語

英語

文字数制限

[英語/日本語]
タイトル:半角100文字(全角50文字)以内
抄録本文:半角1600文字(全角800文字)以内 
※スペースは文字数に含みます。

発表に関する利益相反(Conflict of Interest: COI)の開示について

演題登録時に、発表演題が臨床研究である場合(培養細胞や実験動物を使用した基礎研究に関しては対象外)、筆頭演者自身の過去1年間における、発表内容に関連する企業や利益を目的とする団体に関わる利益相反の有無を選択していただきます(共同演者のものは開示不要)。利益相反の有無に関わらず、総会発表時にスライドあるいはポスターに開示して頂くこととなります。利益相反状態有りとは、特定の1企業・団体からの年間の役員・顧問職報酬、株の利益、特許使用料が100万円以上、50万円以上の講演料、原稿料、200万円以上の研究費などを指しますが、詳細は、会告および日本胃癌学会ホームページ内のがん臨床研究の利益相反に関する指針(http://www.jgca.jp/)をご参照ください。

COI開示スライド

下記(ppt)を参考にして、口演発表ではスライドの最初に(または演題・発表者などを紹介するスライドの次に)、COI状態を開示ください。
日本語で発表の場合も、COI開示スライドは英語で作成してください。

  • 利益相反がない場合
  • 利益相反がある場合

倫理規定

演題登録時に、ご自身の発表内容が該当する項目を選択してください。

  • 倫理審査が不要な発表である(症例報告/連結不可能匿名化データを扱った研究/論文や公開されたデ一ターベース、ガイドラインの解析研究、培養細胞のみを扱った研究、法令に基づく研究)。
  • 観察研究で所属施設の承認を得ている。
  • 観察研究で今後所属施設か関連施設、医師会などの倫理審査を受ける予定である。
  • 介入研究で所属施設の承認を受けて公開データべ一スへの登録が済んでいる。
  • 介入研究で今後所属施設の承認を受けて公開データべ一スへ登録する予定である。
  • その他のカテゴリーの研究で所属施設の承認を得ている。また、遺伝子治療やヒ卜幹細胞を用いた臨床研究であれば国の承認を得ている。

※なお、総会までに承認が得られていなくてもペナルティ一を科すことはありません。
また、過去にさかのぼって精査することも行いません。
本申請はあくまで学会員に臨床医学研究を行う上で順守すべき倫理指針を再認識していただくことを目的としております。

演題に関するお問い合わせ

第94回日本胃癌学会総会 演題登録事務局
E-mail:ab-94jgca[あ]senkyo[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

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