外傷外科トレーニング・ライブセミナー

外傷外科トレーニング・ライブセミナーの開催のお知らせ（第二報）

Trauma Surgery Live Seminar (TSLS)

第87回日本臨床外科学会学術総会期間中に、外傷外科トレーニング・ライブセミナー（Trauma Surgery Live Seminar：TSLS）を開催いたします。本セミナーは、外傷診療の経験が限られた外科医や外科専攻医を対象とし、外傷外科に必要な基本的知識と実践的手技を学ぶことを目的としています。

学会会場と自治医科大学先端医療技術開発センター手術室をオンラインで接続し、大型動物を用いた外傷外科手技トレーニングをライブ中継いたします。日本の外傷診療を牽引するトップエキスパートでもあるSSTTコースサージカルインストラクター（一般社団法人SSTT運営協議会）による実際の手技を、詳細な解説付きでご覧いただける貴重な機会です。手術室と会場を結んだリアルタイムでの質疑応答、ディスカッションを通じて、参加者がより多くの学びを得られるプログラムとなっています。
昨年度は130名を超える参加をいただき、セミナー後のアンケートでは「非常に有意義」、「実践的でわかりやすい」と高い評価をいただきました。
本年度は、前回と異なる新たな手技として、アンケートで要望の多かった胸部および血管外傷に対する外科手技を中心に実施いたします。

主な実施予定手技

下大静脈（IVC）損傷修復術
上腸間膜動脈（SMA）損傷に対する一時的シャント術
蘇生的開胸による大動脈遮断術
肺門遮断術
肺穿通外傷に対する Tractotomy
心タンポナーデ解除術
心縫合術

これらの手技は、豊富な経験を有する外傷外科医により実演・解説されます。
本セミナーは、事前申込制となっております。学会HPより事前に申込みをお願いします。
なお、本セミナーは日本専門医機構外科専門研修における外傷研修として、2ポイントが付与されます。

開催概要

主催：一般社団法人 SSTT運営協議会

コースディレクター：	渡部広明先生（島根大学 Acute Care Surgery講座教授、日本外傷学会代表理事）

スタッフ：	（SSTT surgical instructorおよびinstructor）
	益子一樹（日本医科大学千葉北総病院　救命救急センター）
	山本博崇（聖隷浜松病院　肝・胆・膵外科）
	松本健司（済生会宇都宮病院　外科）
	松本亮（太田西ノ内病院　外科）
	比良英司（島根大学医学部　Acute Care Surgery講座）
	室野井智博（島根大学医学部　Acute Care Surgery講座）
	齋藤保隆（聖隷浜松病院　外科）
	安藤彰俊（東京医科大学付属八王子医療センター　外科）
	遠藤和洋先生（自治医科大学　先端医療技術開発センター）
	伊澤祥光先生（自治医科大学　救急医学）
	新庄貴文先生（自治医科大学　救急医学）
	塩澤徹也先生（自治医科大学　救急医学）
	田中保平先生（自治医科大学　救急医学）
	岡本龍一（日本医科大学千葉北総病院　看護師）
	阿部美香（自治医科大学附属病院　看護師）
	柏原奈津美（自治医科大学附属病院　看護師）

日程	：2025年11月22日（土）9:00～11:30（受付8:40）
会場	：第6会場（京王プラザホテル 4F 扇）
参加費	：10,000円

参加方法：	定員　先着200名　事前登録制となります。参加登録ページより、お申込みください。

※当日は9時より倫理講習会を実施いたします。
本倫理講習会の受講はセミナー参加の必須条件となっております。
開始時刻に遅刻された場合、講習を受講いただけず、セミナーへの参加もできません。
また、受講できなかった場合の返金はいたしかねますので、あらかじめご留意ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。