
第63回日本糖尿病学会近畿地方会
会長 今川 彰久
(大阪医科薬科大学 内科学Ⅰ)
このたび、第63回日本糖尿病学会近畿地方会会長を拝命しました。伝統ある近畿地方会の会長を務めさせていただくことをたいへん光栄に存じます。学術集会は、例年どおり晩秋の2026年11月28日(土)に大阪国際会議場にて開催の予定です。また、大阪糖尿病協会会長の權野博さまが世話人を務められ第62回JADEC(日本糖尿病協会)近畿地方会も同時に開催されます。
本学会のメインテーマは、『集まる、つながる、そして喜ぶ -connecting the dots』としました。糖尿病に携る者が一堂に会し、隣人とのコミュニケーションを楽しみ、喜びにつなげてもらえるような会にしたいと思います。私たち一人一人は1つの点にすぎませんが、繋がることによって線となり、さらには3次元に展開し、流れを創ることができる、そんなことを表現したポスターも作成しました。また、”connecting the dots” は、”stay hungry, stay foolish” で知られるSteve Jobs氏の2005年のスピーチにも登場することばでもあります。彼の言を借りるなら、発表される1つ1つの演題は、前を向いて進んでいる糖尿病学のdotの1つですが、しばらくして振り返るとその点がつながり、線になっていることに気づくでしょう。本学会も点を線にする契機となる学会にしたいと思います。
また、近畿地方会は伝統を誇るだけではなく、若手の糖尿病学への優れた登竜門でもあります。「次世代糖尿病内科医育成委員会による症例検討会」に加え、「近畿支部による国際学会・会議参加のための助成対象者による報告会」や「優秀演題セッション」も始まりました。「小児科医会プログラム」「糖尿病を持つ(ある)人の心理・行動と支援について学ぶセミナー」などの企画も根を下ろしつつあります。そして何よりも多数の一般演題が発表され、質の高い討論を展開しています。
第62回JADEC(日本糖尿病協会)近畿地方会 についても昨年に負けないように楽しんでいただける内容にしたいと思っていますので、患者会の皆様の参加をお待ちしています。
それでは学会場でお会いしましょう。