第5回日本在宅救急医学会学術集会 会長挨拶
第5回日本在宅救急医学術集会会長
日本体育大学大学院保健医療学研究科長・教授
日本医科大学名誉教授
横田 裕行
暦の上では立冬も過ぎ、慌ただしい季節になってまいりました。皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私は第5回日本在宅救急医学会学術集会の会長を拝命いたしました。会期は令和3年9月11日(土)、会場は日本医科大学武蔵境キャンパスを予定しています。本学会は設立後まだ歴史は浅いものの、多くの皆様方から注目を集め、この度第5回の学術集会を迎えることができました。また、このような学会の会長を拝命したことは私自身はもとより、前職の日本医科大学救急医学教室、そして現職の日本体育大学保健医療学部にとりましても大変光栄なことと存じております。
令和2年9月5日に医療法人社団いばらき会・理事長の照沼秀也先生が会長として開催した第4回日本在宅救急医学会学術集会では新型コロナウイルス感染症の影響でWeb開催という形式で行われました。照沼先生はこのような事態の中でも、素晴らしい学術集会を開催され、本学会の会員はもちろん、在宅医療に関わる多くの方々に沢山のメッセージを公表されました。
令和3年9月の時点で新型コロナウイルス感染症の状況を今から判断することはできませんが、一定以上の収束がされているという前提で現時点では通常の対面式の学術集会開催を考えております。
新型コロナウイルス感染症は社会の様々なシステムに変化をもたらしています。在宅医療においてもその例外ではありません。また、急性呼吸不全を引き起こす新型コロナウイルス感染症では救急医療体制の整備が求められています。このような状況下に第5回日本在宅救急医学会学術集会を開催することは大きな意義を有すると認識しています。
本学術集会は医師や看護師などの医療スタッフ、介護スタッフだけではなく、患者さんやそのご家族も参加する特徴があります。第5回日本在宅救急医学会学術集会の詳細に関しては適宜学術集会HPにご案内をしてまいりますので、どうかご理解のほどお願い申し上げます。
日常、大変多忙な毎日を過ごされている在宅医療、救急医療に携わる皆様、患者さんやそのご家族にとって少しでも有意義な学術集会が開催されるよう、日本体育大学保健医療学部、日本医科大学救急医学教室、および関連のスタッフ一同努力してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。