演題募集期間
2021年4月6日(火)~2021年 | 5月11日(火) 5月18日(火)まで延長しました。 5月31日(月)まで延長しました。 演題募集を終了いたしました。 多数のご応募ありがとうございました。 |
筆頭演者は原則、本学会会員(正会員・購読会員・賛助会員)・日本アミノ酸学会会員に限りますが、今回は非会員の皆様からも幅広く演題を募集させて頂きたいと思います。
多くの演題をお待ちしています。
※演題登録ボタンはページ最下部にございます。
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発表形式・カテゴリー
シンポジウム1(公募・一部指定)
「高齢患者に対する栄養・運動介入法とそのアウトカム」
超高齢化社会になりつつある本邦では、外科手術患者の高齢化も問題となってきている。高齢患者では術前にさまざまな併存疾患を有する場合が多く、またサルコペニア・フレイルを有する患者も少なくない。高齢者手術患者におけるサルコペニア・フレイルは合併症の発生や予後低下に関連するという報告があり、その対策は高齢化社会日本における喫緊の課題です。本セッションでは、各施設における高齢者手術患者のQOL改善や治療成績向上に向けた栄養療法や運動療法の取り組みを紹介していただくとともにそのアウトカムについても発表していただきたい。
シンポジウム2(公募・一部指定)
「がん患者に対する周術期管理法とそのアウトカム」
がん患者は特有の代謝異常や経口摂取低下、術前治療の導入などにより術前から低栄養状態にあることが少なくない。また術後侵襲下のストレス状態では通常状態と比べてエネルギー・代謝バランスが大きく変動する。がん患者の術前・術後管理ではこれらを考慮して栄養管理を行う必要がある一方、近年はEARSの普及により術後の早期回復も重要となってきている。本セッションではこれらを踏まえて、各施設で行っているがん種やがん患者の状態に応じた、静脈栄養や経腸栄養などの栄養管理を含めた周術期管理の取り組みを紹介していただくとともにそのアウトカムについても発表していただきたい。
シンポジウム3(公募・一部指定)
「ESSENSEによる周術期管理 ~これまでの成果と今後の課題~」
ESSENSEとは、Essential Strategy for Early Normalization after Surgery with patient’s Excellent satisfaction の略称で、本学会が提唱する臨床効果を目的としたプロジェクト名である。“手術の安全性を向上させつつ、患者満足をともなった術後回復促進対策のエッセンスとはなにかを検討し、これらに関する科学的根拠に基づいた情報提供をする”ということを基本方針としている。2000年代以降、ERASの概念が提唱され、日本にも輸入されて多くの外科医が実践してきた。本シンポジウムでは、ESSENSEの基本理念に基づき、生体侵襲の軽減・身体活動性の早期自立、栄養摂取の早期自立、周術期不安軽減と回復意欲の励起という観点から、これまでの成果と今後の課題について、発表いただきたい。
ワークショップ1(公募・一部指定)
「侵襲時の生体反応の制御 ~その理論と実践~」
術後の重症病態、外傷、敗血症など侵襲に伴う生体反応を明らかに、適切に制御することは集中治療領域において重要なテーマの一つである。近年、外科領域では鏡視下手術やロボット手術が導入され、手術侵襲の軽減が図られてきた。しかし、術後合併症発生により重症病態に陥ると高サイトカイン血症が持続し、さまざまな臓器障害を伴うようになる。それらは、外傷や敗血症管理においても同様の現象がみられ、いかに生体反応を制御するかということが重要になる。本セッションでは、これまでに各施設で蓄積された基礎的・臨床的データに基づき、侵襲時の生体反応の制御という観点で広く議論いただきたい。
ワークショップ2(公募・一部指定)
「腸内環境に着目した栄養療法 ~その理論と実践~」
ヒトの腸管内には1000種類、100兆個以上の細菌が存在し腸内細菌叢を形成している。近年、肥満や糖尿病、大腸癌、炎症性腸疾患など種々の疾病と腸内細菌叢との関連が明らかになってきた。一方、外科領域においては、理論的には、手術侵襲や周術期の絶食、抗生剤投与、化学療法等が腸内環境に大きな影響を及ぼす可能性があるが、その実態についての報告は少ない。本セッションでは、臨床の現場において、周術期に腸内環境がどのような影響を受けるのか、また腸内環境の維持・改善に向けてどのような栄養療法が望ましいのか、さらにそのアウトカムについて発表していただき、腸内環境に着目した栄養療法の可能性について議論していただきたい。
ワークショップ3(公募・一部指定)
「重症感染症に対する治療~その理論と実践~」
新型コロナウイルスのパンデミックを経験し、重症感染症治療の難しさが再認識されている。重症感染症患者の栄養管理においてもいまだ多くの試行錯誤がなされている。近年発刊された重症患者の栄養療法ガイドラインでは、栄養投与の開始時期や投与量に関してはある程度の指針は示されたものの、重症感染症に見られる循環動態の安定しない状態、酸素化が十分でない状態等、栄養管理法が確立されていない病態もみられる。本セッションでは、実臨床で重症感染症患者に行っている栄養管理、感染性合併症を予防するマネージメント等について提示いただき、活発な議論をしていただきたい。
ワークショップ4(公募・一部指定)
「腸管不全に対する治療 ~その理論と実践~」
腸管不全は小腸機能の障害により腸管からの栄養吸収が不十分となった状態をさし、その原因や病態により治療法はさまざまである。軽症例には食事療法や薬物療法など保存的治療が行われるが、外科治療として腸管延長術などが行われることもある。重症化につれて長期の中心静脈栄養が必要となり、それに関連する肝機能障害等の合併症が発生する。中心静脈栄養の継続が困難となると小腸移植や肝移植が行われる。以上のように、腸管不全には多角的なアプローチが必要である。本セッションでは、腸管不全の治療において各施設での新たな試みや独自の工夫について紹介していただきたい。
要望演題1(公募)
「化学療法/放射線療法中の栄養管理」
癌化学療法・放射線療法は癌治療における重要な治療法であり、これらを予定通り継続することで予後の改善が期待される。また、癌化学療法・放射線療法の消化器系の副作用により栄養状態が増悪し治療が継続できないという報告もある。癌化学療法・放射線療法における栄養療法の果たす役割は大きいことが予想されるが、栄養療法の重要性を示すエビデンスの高いデータは多くない。本セッションでは癌化学療法・放射線療法における栄養療法の役割、効果を示すデータを提示していただき栄養療法の意義について議論を深めて頂きたい。
要望演題2(公募)
「小児外科領域における外科代謝栄養」
小児外科領域における治療成績の向上は著しい。これは各疾患の病態の解明に基づく治療法の確立とともに、周術期管理の進歩によるところが大きいと考える。なかでも栄養管理の果たした役割は大きいと思われる。小児外科領域では、小児に特有な疾患も少なくないため術式も成人と異なり、栄養代謝においても成人と異なることが多く、また、小児に使用しうるデバイスや体格の問題など成人にない多くの制約がある。本セッションでは小児外科領域の周術期の栄養管理を中心に現状、問題点、対策を発表して頂きたい。
要望演題3(公募)
「肝胆膵外科領域における栄養療法」
肝胆膵外科手術領域においては、概して手術侵襲が高く術後合併症発生頻度が高い傾向にある。加えて、患者は周術期に肝機能障害、内分泌代謝機能異常、黄疸、感染症に加えてサルコペニアといった多様な病態を抱えており栄養状態が不良であることも多い。そのため、周術期から術後慢性期に至るまで、immuno-nutritionを含めた一貫した栄養介入は治療成績の向上を目指す上で非常に重要な因子と考えられる。また、最近では、サルコペニアが併存した患者に対して栄養療法に運動療法を併せて行うことで、予後の改善を狙った取り組もされており注目が集まっている。本セッションでは、各施設での取り組みをご紹介頂き、それぞれの治療について最新の知見を踏まえたknack and pitfalls をお示し頂きたい。
要望演題4(公募)
「終末期患者の栄養支援」
悪性腫瘍終末期においては、通常の栄養サポートでは改善することが困難で、骨格筋量の持続的な減少を特徴とする「がん悪液質」を来す患者が多い。過剰輸液によって全身の浮腫、胸腹水、喀痰や嘔吐を増長することから、過度な輸液は制限される傾向にあるが、一方で早期からの輸液減量は脱水や栄養不良による病態の悪化を招く危険もある。ガイドラインでは、患者の症状や病態、代謝動態を踏まえた栄養管理の方法が推奨されている。本セッションでは各施設における終末期患者に対する栄養支援の工夫(投与経路や方法、量など)について発表していただきたい。
メディカルスタッフセッション1(公募)
「癌患者に対するチーム医療」
人口の高齢化により併存疾患を有する癌患者が増加している。また、集学的治療の普及により、ひとりの患者に複数の治療が行われることが一般的となっており、癌診療においては多面的なアプローチが必須となっている。したがって個々の患者に合わせた高度で専門的な個別化医療を行うためには、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床心理士など多職種からなるチーム医療が重要である。また、退院後の生活、社会復帰などをサポートするソーシャルワーカーの役割も大きい。本セッションでは、各職種のメディカルスタッフの立場から癌患者のチーム医療における現状と課題、改善策などを発表していただきたい。
メディカルスタッフセッション2(公募)
「症例検討」
日常の実臨床で遭遇した、または現在治療中である、栄養管理に難渋した症例、稀有な経験など、各施設の経験を持ちより、報告・議論・相談を行うセッションです。あらゆる職種からの様々な視点からの問題症例を幅広く募集します。
一般演題(口演・ポスター)(公募)
以下の様々な分野の演題を幅広く募集します。
研究成果をこの機会にぜひご発表ください。
1 | 外傷・救急 |
---|---|
2 | 腸内フローラ |
3 | 静脈栄養 |
4 | 経腸栄養 |
5 | アミノ酸・タンパク質 |
6 | ビタミン・微量元素 |
7 | 免疫 |
8 | 漢方 |
9 | フレイル・サルコペニア |
10 | リハビリ・運動 |
11 | 小児 |
12 | 創傷治癒・褥瘡 |
13 | 在宅・地域包括ケア |
14 | 基礎研究 |
15 | 臨床研究 |
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16 | 代謝モニタリング |
17 | 実験モデル |
18 | 栄養マーカー |
19 | 消化器 |
20 | 糖・脂質 |
21 | がん |
22 | 集中治療 |
23 | 高齢者 |
24 | リハビリテーション・運動 |
25 | NST |
26 | 症例報告 |
27 | その他 |
演題の採否について
演題の採否や発表のカテゴリーなどは事務局に一任頂きます。なお採否については演題登録時に入力されたE-mailアドレスにお知らせします。
演題応募方法
演題応募は、インターネットによるオンライン演題登録のみ受け付けます。
ページ下部のボタンより演題登録ページへお進みください。
UMINオンライン演題登録システムでは、JavaScript設定を無効にしたブラウザでは演題登録できません。
演題登録には、Firefox、Google Chrome、Internet Explorer、Microsoft Edge、Safariの最新バーションをご利用ください。
ご利用可能なブラウザとバージョン
Firefox | Google Chrome | Internet Explorer | Microsoft Edge | Safari | |
---|---|---|---|---|---|
Windows | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ― |
Mac | ◯ | ◯ | ― | ― | ◯ |
※最新バージョンの使用を前提としております。
※諸事情により古いバージョンをご使用の場合は、登録ができない可能性がございますので上記の中からバージョンアップしてもよいもののご使用を推奨いたします。
1.字数制限など
抄録タイトル 全角60文字 抄録本文全角1,000文字までとします。半角文字は2文字を全角1文字として換算されます。
図表の登録はできません。
最大著者数(筆頭著者+共著者)20名まで、最大所属機関数10機関までです。
2.文字種について
JIS第1、第2水準で規定されている文字以外は原則として使用できません(人名も含む)。
半角カタカナや丸数字、ローマ数字、特殊文字等の機種依存文字は使用できませんので、ご注意ください。
3.利益相反
学術集会での演題発表の際は、抄録提出前1年間の発表内容に関し、筆頭演者の利益相反状態について開示を行っていただきます。
- 演題登録時にはUMINの登録画面で各項目について利益相反の有無についてチェックをしてください。
- 発表時には、口頭発表は発表スライドの最初、ポスター発表はポスターの末尾に開示してください。
4.受領通知
登録ボタンをクリックすると登録の画面が表示されます。正常に登録が終了しますと、登録番号が自動発行され画面上に表示されます。この登録番号をもって演題応募の受領通知といたします。この登録番号が画面上に表示されない場合は、演題応募はまだ受け付けられていませんのでご注意ください。また応募時に登録されたE-mailアドレスにも登録完了通知が送信されます。(携帯電話のE-mailアドレスは使用しないでください。)応募者自身が間違えて入力した内容につきましては、事務局では責任を負いません。登録ボタンを押す前に、間違いがないかご確認ください。
5.登録番号・パスワード
演題応募により登録番号とパスワードが発行されます。この登録番号とパスワードが無ければ、演題の確認・修正・削除はできません。忘れないように自己責任において管理してください。なお、セキュリティーを維持するため、事務局では一切お応えすることができませんのでご注意ください。
6.演題の確認・修正・削除
一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正」ボタンを使用します。
演題応募締切前であれば登録番号とパスワードを入力することにより、修正・確認・削除ができます。
演題募集に関するお問合せ先
日本外科代謝栄養学会第58回学術集会 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社 関西支社
〒541-0042 大阪市中央区今橋4-4-7
京阪神淀屋橋ビル2階
TEL:06-6221-5933
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