第57回日本糖尿病学会近畿地方会

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会長挨拶

会長 下村 伊一郎

第57回日本糖尿病学会近畿地方会
会長 下村 伊一郎
(大阪大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 教授)

この度、第57回日本糖尿病学会近畿地方会を10月17日(土)~31日(土)の2週間にわたってWEB開催させていただきます。

現在、新型コロナウイルス感染症の患者数が拡大し、医療現場・社会に大きな影響を与えています。第1波は収束しましたが第2波の兆候も見られ、予断を許さない状況です。

このような状況の中、本会をWEB開催とすることと致しました。

今回の学会テーマは、『大阪DMプラクティス』です。現在、日本における糖尿病患者数・予備軍を含めると約2,000万人に達しています。幅広い職種間で知識・技術を高め合い、糖尿病診療を効果的に実践(プラクティス)することが重要となります。

本年2020年は、(これも来年に延期されましたが)東京オリンピック・パラリンピックの年でした。ここ大阪の地で、糖尿病予備軍・糖尿病患者さんの食事療法・運動療法・薬物療法を含めた、患者さんにとって受け容れやすい佳きプラクティスの提案が大切です。

また、本地方会は、未来の糖尿病医療を担う若い世代の医療者の登竜門・訓練(プラクティス)の場としても重要です。

そして今回は特に、若手そして全ての医療従事者たちが糖尿病に対してさらに興味を持っていただくため、いろいろな企画を立てました。特別企画では、糖尿病学会理事ご経験の先生方に『ここを知らない・知りたい・究めたい 糖尿病学』というテーマで、お互いの夢を語りあっていただきます。Meet The Professors「糖尿病学を究めることの愉しみ」では、近畿が誇る糖尿病学のマエストロの先生方に、それぞれが一番大切にされているお話をいただきます。また指定講演として、甲状腺と糖尿病、妊娠糖尿病などを取り上げていただきます。

5年後2025年に大阪万博が開催されます。本地方会のポスター(本抄録表紙)は、2014年『世界糖尿病デー』の日に、1970年大阪万博のシンボル『太陽の塔』にブルーサークル照射をおこない、我々医療者(医師、看護師、薬剤師)が多くの患者さん達とともに集った際に撮った写真です。1970年の大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を謳う、このブルーサークルに照らされた『太陽の塔』に見守られながら、21世紀の新しい糖尿病学・診療を皆で考える機会にしたいと願いを込めました。

皆様にとって、とても有意義な「with コロナ」時代の至極の学会になればと願っております。多くの皆様のご参加ご視聴をお待ちしています。

本会と同時開催の予定であった本年度の大阪糖尿病協会会員総大会・日本糖尿病協会近畿地方会は中止されることとなりました。次の機会に皆さま笑顔で開催されることを願っております。

最後になりましたが、本会の開催にあたり、ご指導・ご支援・ご協力・ご高配いただいた学会関係、教室・同門、事務局会社、共催機関、全ての方々に心からのお礼を申し上げます。

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