第40回日本運動器移植・再生医学研究会

会長挨拶

会長:脇谷滋之

第40回日本運動器移植・再生医学研究会
会 長 脇谷 滋之
(医療法人高遼会 高遼会病院 院長)

この度、2021年(令和3年)9月25日(土)に、第40回日本運動器移植・再生医学研究会を開催させていただきます。このような機会を与えていただき、深く感謝しますとともに、大変光栄に存じます。今回は広島大学広仁会館においてオンサイトで行う準備を進めてまいりましたが、8月のCOVID-19感染拡大状況を鑑み、ウェブ開催に変更することとなりました。

本研究会は昭和55年に発足した「骨・軟部移植研究会」を前身とし、その後平成元年より「骨・関節・軟部組織移植研究会」、平成5年より「日本骨・関節・軟部組織移植研究会」となり、平成13年から再生医学研究領域を含め現在の「日本運動器移植・再生医学研究会」と発展してきました。

大阪大学関係では1985年の第4回大会を小野啓郎会長、2003年の第22回大会を吉川秀樹会長が開催したのに続き今回で3回目となります。広島大学関係では1994年の第13回大会を生田義和(現広島大学名誉教授)会長、2016年の第35回大会を安達伸生会長が開催したのに続き今回で3回目となります。

「運動器」とは骨、関節、筋肉、靭帯、神経など靭帯の運動を司る組織や器官の総称であり、整形外科の対象臓器です。現在の超高齢化社会の到来やスポーツ傷害、交通外傷、労働災害により運動器疾患は増加し、運動器の健康を守る整形外科医に対する社会的ニーズは益々大きくなっています。

損傷し機能を損なわれた組織や臓器の再建には多くの治療法がありますが、通常の治療法では治癒困難例では移植医療あるいは再生医療が重要な選択肢となります。現在、組織および臓器移植あるいは再生医療の法的整備も徐々に進んでおります。また、いくつかの再生医療製品が保険適応となり、現実の治療法として選択可能となる時代になりました。多くの組織、臓器再生研究が進められておりますが、まだまだ実用化された製品は少なく、さらなる研究が必要です。そのような時代背景のもと運動器の移植・再生医療研究を論じる場である本研究会は大変意義深いと感じています。

ウェブ開催となりましたが、多くの先生方のご参加をお待ち申し上げております。

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