第37回日本TDM学会・学術大会
会長挨拶
第37回日本TDM学術大会開催にあたって
ご挨拶

この度、第37回日本TDM学会学術大会を2020年5月23日(土)・24日(日)の2日間、愛知県(名古屋)名城大学薬学部八事キャンパスで開催させていただくこととなりました。愛知県での開催は37回の歴史の中で、はじめてとなります。全国からお集まりになる学会会員およびTDMに興味のある皆様のご期待に背くことのないよう、組織委員、プログラム委員一同気持ちを合わせ、鋭意準備に邁進しています。
日本TDM学会は、TDM(Therapeutic Drug Monitoring)に関する学理及びその応用についての研究発表、知識・技術の交換、会員相互及び内外の関連学協会等との連携協力を行うことにより、TDMの進歩及び普及を図り、もって科学技術の発展と医療・社会に貢献することを目的として活動しております。そこで、本大会では、① 若い人がTDMに興味を持ち、実臨床で使えるようになること、② 臨床研究に関して、クリニカルとアカデミアのマッチングを行なえること、③ 学部で学んでいる薬物動態の学門が臨床でどのように使われ、医療に貢献しているかを学生が理解できること、④検査値(薬物血中濃度測定値)に関するピットフォールを医師・検査技師・薬剤師などで共有できることを到達目標としたプログラムを考えることとしました。
第37回日本TDM学会学術大会では、「患者を守るTDMの未来を求めて」をテーマとしました。今回も第36回大会同様、臨床におけるTDMを主軸として、最新のTDMに関する情報提供とともに、シンポジウム、私にもできる投与設計として症例検討ワークショップやハンズオンセミナー、臨床研究の教育・啓蒙に関する教育講演などを企画しています。学会活動の柱であるTDMに関する最新情報の共有、クリニカルとアカデミアの連携、医師・検査技師・薬剤師などにおけるTDM教育などに加えて、将来に向けて現在のTDMをどう改善し、改革していくかについての討議を期待します。TDMの明るい将来にもつながる学術大会となるよう、組織委員、プログラム委員一同努めて参りますので、全国の学会会員およびTDMに興味のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2019年5月 吉日
第37回日本TDM学会学術大会
会長 三浦 崇則
(安城更生病院 教育研修・臨床研究支援センター センター長 院長補佐)
(名城大学薬学部 教授)