第28回日本災害医学会総会・学術集会

ご挨拶

会長 眞瀬智彦
第28回日本災害医学会総会・学術集会
会長 眞瀬 智彦
(岩手医科大学医学部 救急・災害医学講座 教授)

謹啓

時下、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

未曽有の新型コロナウイルス感染症のなか、皆様も其々のお立場でご尽力されていることと拝察いたします。

さて、本学会は、阪神淡路大震災の翌年日本集団災害医療研修会として発足し、日本集団災害医学会、平成30年に現在の日本災害医学会となっております。その間、毎年総会・学術集会を開催し、現在、会員数は5,000人を超え、医師、看護師等の医療関係者をはじめ、消防、自衛隊などの防災機関、行政職員、災害に関係する医療分野以外の者など多職種、多分野で構成されています。現在、本学会・学会員は自然災害に加え、世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックによりその対応も求められているところです。

今回、第28回日本災害医学会総会・学術集会を岩手盛岡で開催させていただくこととなりました。テーマを「災害保健医療の過去、現在そして未来 “人材育成”」~東日本大震災被災地からの発信~とし、過去の災害を振り返り、現在を確認し、未来はどうあるべきかを広い分野で議論していきたいと思います。

また、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて現時点では完全対面形式での開催を予定しております。ご参加いただける皆様におかれましては、東日本大震災から12年目の岩手の地でお会いできることを楽しみにしております。

謹白

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