第17回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会

テーマ:新時代の病院前救護へ挑戦

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ご挨拶

会長:横堀將司

このたび第17回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会を2022年11月26日(土)と11月27日(日)の2日間に渡りお世話させていただくことになりました。

本会の会長として総会・学術集会を主催させていただくことは、私自身もとより、教室員、関連施設、そして同門にとっても大変名誉なことであります。学会員の皆様に心より感謝を申し上げます。

本会は病院前救急診療の進歩と普及に貢献することを目的として、平成18年に日本病院前救急診療研究会として発足しました。(第1回学術集会:小濱啓次会長) その後、回を重ね大きく発展し、平成25年第7回学術集会の際に(甲斐達朗会長)日本病院前救急診療医学会として新たなスタートをきり、現在に至っております。 この間、歴代の会長を務められた先生方は、病院前救急診療の充実、実践、役割やシステム構築などをフォーカスし、重症度や緊急度の高い救急患者への病院前救護や治療に関して活発な議論を展開する機会を提供されました。 今、本会の歴史を振り返り、本会の社会への貢献とその責任の重みをあらためて、ひしと感じている次第であります。

さて、救急医療を取り巻く環境は大きく変化しております。わが国における救急車搬送は664 万件/年を超え(令和2年版 救急・救助の現況)、人口高齢化に相まって益々増加傾向にあります。また新型コロナウイルス感染症を乗り越えるべく、在宅診療や病院前救護システムの整備への期待も益々高くなっております。循環器・脳卒中基本法の制定、救急救命士法改正、そして医師の働き方改革への対応も相まって、病院前救急診療を取り巻く環境は多様化・複雑化しております。 私は、これらを前向きに「新時代」の到来ととらえ、それらに強く立ち向かっていく本会の意義をイメージしました。ゆえ、本会のテーマを【新時代の病院前救護へ挑戦】といたしました。

医療者は常に病める人の幸せのために、迅速かつ最善の治療を施すのが使命であります。患者さんのために全力で挑む心を持ち続けよう。参加された皆様がそのような気持ちになれるような学術集会にして参りたいと思います。

なお、私事ではございますが、私にとりましても学術集会会長を仰せつかりましたのは初めての経験で、私にとりましてもまさに「挑戦」であります。 わが国の病院前診療を大きく発展させて来られた本会の諸先輩方のお名前に恥じぬよう、本会の発展のため、挑戦のスピリットのもとに鋭意努力して参ります。改めて皆様の御指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

本会が会員皆様の最良の学びと交流の場となりますよう、どうか活発なご討議をお願い申し上げます。

2021年9月18日

第17回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会会長
日本医科大学大学院医学研究科救急医学分野教授
日本医科大学付属病院 高度救命救急センター長
横 堀 將 司

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