会頭ご挨拶

第123回日本小児科学会学術集会 会頭 香美祥二

 この度、「第123回日本小児科学会学術集会」を2020年4月10日(金)〜12日(日)の3日間に渡って神戸市で開催させて頂くことになりました。開催場所は、神戸市、市民広場駅前の神戸コンベンションセンター(神戸国際会議場・神戸国際展示場・神戸ポートピアホテル)です。1981年に徳島大学名誉教授故宮尾益英先生が主催されて以来、39年ぶりの教室担当となります。伝統のある本学会の学術集会を開催できることは、私どもにとって大変名誉なことであり、会員の皆様に心より感謝申し上げます。
 学術集会のテーマは「新しい時代の小児医学、医療を拓く -いのちを守り、育み、つなぐために-」としました。近年、医学、医療の発展は目覚ましく、致死性、難治性疾患を有する多くのこどもの生存や成長が可能な時代となりました。一方で、低体重出生、発達障害、育児能力の低下、虐待、貧困という社会問題がこどもの育ちを脅かすものとなっています。2020年、新元号下で最初の学術集会が、本テーマのもと、小児科学における最新の学術的、社会的課題を議論することで、新時代を生きるこどもの医療・保健について明るい展望が描かれることを願っています。
 学術集会では、それぞれの専門分野で大きな業績を積み重ねてこられた方々の特別講演、最先端の研究テーマや会員のニーズに応えた教育講演を準備しています。シンポジウム、特別企画については学術委員会、全国プログラム委員会、各分科会からの提案をもとに、学会テーマを意識して組み立てます。また、欧米の著名な研究者を招き魅力的な講演をして頂きます。
 さて、本学術集会は徳島から約110km離れた神戸市での開催となります。会頭の所在地とは異なる都市での開催となりますが、学会規模に準じた都市のアコモデーション、会場への交通アクセスの利便性を優先し決定しました。柔軟な発想で皆様をお迎えする準備をします。学術集会のロゴマークは阿波踊りをアレンジしたもので、阿波徳島のイメージを出しています。会期中も、徳島らしさ、四国らしさを感じられるよう会場、懇親会など随所に工夫を凝らしますので、お楽しみいただければ幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

© 第123回日本小児科学会学術集会.