臨床遺伝2019 in Sapporo 第43回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 第26回日本遺伝子診療学会大会 合同学術集会

大会長挨拶

「夏だ! ゲノムだ!! サッポロだ!!!」
臨床遺伝2019 in Sapporo 大会長
札幌医科大学医学部遺伝医学
櫻井晃洋

 ゲノム医科学に大きなブレイクスルーをもたらした「次世代」シーケンサーもすでに登場から10年を経て,「次世代」いう言葉がすっかり実情とマッチしないものとなりました.がんゲノム医療の実装,遺伝性腫瘍のコンパニオン診断の出現,未診断疾患に対するIRUDの展開,数千人単位の日本人ゲノムデータべースの構築など,ここ数年の遺伝医療は,臨床遺伝の現場に深くかかわっている者にとっても目を見張るほどの急速な展開をみせています.

 そのような中,このたび「臨床遺伝2019 in 札幌」と銘打って,第43回日本遺伝カウンセリング学会学術集会と第26回日本遺伝子診療学会の合同学術集会を札幌で開催いたします.日本遺伝子診療学会がリードする遺伝子診療のScienceと日本遺伝カウンセリング学会がリードするArtが融合した,わが国の臨床遺伝の最先端情報を広く共有し,人のつながりを作ることができる学術集会にしたいと考えています.テーマもこうした思いを込めて「ゲノムを読む・ひとを知る」としました.現在,全国の臨床遺伝にかかわる先生方にプログラム委員をお願いし,鋭意準備を進めています.

 あらためて申し上げるまでもなく,夏の北海道はすがすがしい空気と美味しい食べ物・飲み物が満載です.会場は大通公園のすぐ脇にありますので,セッションの合間に散策することもできます(開催中のビアガーデンに足を踏み入れてしまうと戻れなくなるかもしれないのでご注意ください).ご家族やパートナーがいらっしゃる方は,おひとりで夏の北海道に来られると評判を落とすリスクがあります(遺伝医療では正確なリスク評価はとても重要です)ので,ぜひ皆さまご一緒に夏休みの旅行を兼ねて参加されることをお勧めいたします.学会プログラムを通じて遺伝医療の最先端の知見に触れることができ,学会場で二つの学会にまたがる人のつながりができ,学術プログラムの合間や会期の前後には夏の札幌,そして北海道を満喫することもでき,さらには家族やパートナーからの評判を上げるチャンスでもある,「一石四鳥」の学術集会に多くの皆さまのご参加をお待ちしております.

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