APFSRM2020 第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会 / 第47回日本マイクロサージャリー学会学術集会

ご挨拶

第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会会長
近畿大学整形外科 教授
柿木 良介

柿木 良介

2020年11月18日(水)から20日(金)まで福岡県北九州市の北九州国際会議場にて第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会を開催させて頂くことになりました。皆様方を北九州の地にお迎えできますことを大変光栄に存じております。本学会は、11月20日(金)から21日(土)まで行われる第47回日本マイクロサージャリー学会(会長:JA 山口厚生連 小郷第一総合病院整形外科 服部泰典)と合同で開催いたします。

学会のテーマは、“pioneering the future of microsurgery” とさせていただきました。このテーマには「われわれは、マイクロサージャリーの分野において常に新しいものを探求し続け、将来のマイクロサージャリーの発展のために日々精進しなければならない」という思いが込められています。本学会がわれわれの日々の臨床、研究に何か新しい考えやヒントをもたらしてくれるものであることを期待しております。

わが国は、世界初の切断指再接着に成功した玉井進先生、遊離皮弁を初めて成功した波利井清紀先生、世界初の遊離血管柄付き腓骨移植を行った上羽康夫先生、フォルクマン拘縮の治療に初めて遊離筋肉移植を行った生田義和先生、全型腕神経叢損傷に対してdouble muscle法による手指機能の再建を開発した土井一輝先生、穿通枝皮弁の概念を確立しさらリンパ管静脈吻合の技術を普及させた光嶋勲先生など、多くの偉大なマイクロサージャンを輩出してまいりました。このような新しい手技を次々と発信してきたわが国で、本学会を開催できることは、大変喜ばしいことであります。日本マイクロサージャリー学会の全会員を代表いたしまして、本学会の日本誘致にご尽力頂きました関係各位の皆様に深謝いたします。

現在、第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会準備委員会では、学会を魅力にあふれ充実したものとするため、日々全力で奮闘しております。2020年11月18日の学会初日には、世界マイクロサージャリー学会のプレコングレスワークショップの開催を予定しており、マイクロサージャリーのエキスパートによるご講演をいただく予定です。この講演を通して次世代を担う若いマイクロサージャンが先達からの強いメッセージを受け取り、マイクロサージャリーの未来を切り開いてくれることを願っております。

北九州市は九州北部に位置し、羽田からは北九州空港への直行便があるなど大変アクセスのよいところです。また、会場は新幹線の小倉駅から徒歩約5分の立地の良い場所にあり、学会のみならず九州各地に足を延ばして九州の魅力を堪能いただけます。

最後にこの学会に多くの先生方がご参加いただき、実りある学会となりますよう皆様方のご協力をお願い申し上げます。よろしくお願い申し上げます。

第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会副会長
同準備委員会委員長
名古屋大学形成外科 教授
亀井 譲

亀井 譲

この度、第5回Asian Pacific Federation of Society for Reconstructive Microsurgery(APFSRM)が、柿木良介先生をPresidentとして北九州の小倉(北九州国際会議場)にて開催されることになりました。日本マイクロサージャリー学会理事長として大変光栄に思います。会期は2020年11月18日(水)~20日(金)で、20日(金)、21日(土)に服部泰典先生が主催される第47回日本マイクロサージャリー学会と同時開催となります。本学会は、2012年に第1回がシンガポールで開催され、アジアのマイクロサージャリーの発展に大きく貢献してきている学会であり、日本を中心に発展してきたといっても過言ではありません。日本で国際学会が開催されるのは、International Microsurgical SocietyとInternational Society for Microsurgeryが統合されたWorld Society for Reconstructive Microsurgery(WSRM)が2009年に開催されて以来11年ぶりとなります。テーマは「Pioneering the Future of Microsurgery」として、本学会がアジアや世界へマイクロサージャリーの将来を発信できることを願っております。

第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会準備委員会事務局長
第47回日本マイクロサージャリー学会学術集会会長
JA山口厚生連 小郡第一総合病院 整形外科
服部 泰典

服部 泰典

この度、第47回日本マイクロサージャリー学会学術集会を、2020年11月20日(金)〜21日(土)の2日間、北九州国際会議場において開催させていただくことになりました。本学会を山口大学整形外科出身者が開催するのは、第17回(1990年)の土井一輝先生、第39回(2012年)の酒井和裕先生についで3回目となります。本学術集会は、2020年11月18日(水)〜20日(金)に開催される第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会(5thAPFSRM)との合同学術集会となります。このような記念すべき学術集会を開催させていただく機会を与えていただき深く感謝いたしますとともに、大変光栄に存じます。私は1991年に山口大学を卒業し、その当時山口大学で活躍されていた土井先生、酒井先生や伊原公一郎先生の鮮やかなマイクロサージャリーの手術に憧れて、山口大学整形外科に入局しました。以来、満30年の記念すべき年に本学術集会を開催させていただくことができ、誠に感慨深いものがあります。

日本マイクロサージャリー学会は、多くの先達の偉大な業績により世界のマイクロサージャリーを牽引してきました。最近では、perforator flap、リンパ管静脈吻合術など新たな領域も普及してきている一方、マイクロサージャリーに興味を持つ若い医師が減少し、本学会の会員数が伸び悩んでいるという課題を抱えています。このような状況のなか、2023年には節目となる50周年を迎えます。学会テーマは、学会員から公募し5thAPFSRM準備委員会で選考を行った結果、“Pioneering the Future of Microsurgery(マイクロサージャリーの未来を切り拓く)” とさせていただきました。先達の偉大な業績を振り返るとともに、本学会の将来を担う若いマイクロサージャンがその未来について深く議論する場になればという想いが込められています。東京オリンピックの感動の余韻が残る中、オリンピックの熱気に引けを取らない熱い学術集会になることを期待しております。

開催地の小倉は古き良き日本の文化と最先端のロボット技術を持ち合わせた新旧の魅力が息づく街であり、九州各地や山口県などへのアクセスも便利な都市です。紅葉と美味しい地元の料理とともに、11月の連休をお楽しみいただけたら幸いに存じます。どうぞ多数の演題のご登録と多くの会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会準備委員会副委員長
久留米大学 形成外科・顎顔面外科学講座 主任教授
清川 兼輔

清川 兼輔

この度、第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会を日本に誘致できたことは、大変喜ばしいことであると同時に、今後マイクロサージャンをめざす若手の先生方にとって大きな励みになると期待しています。

今から30年程前の私が医師になりたての頃は、マイクロサージャリーがめざましい発展をとげつつある時期で、その技術をみて心から感動したのをよく覚えています。さらに波利井清紀先生の広背筋による顔面神経麻痺に対する動的再建の結果をみた時は、「背中の筋肉が顔で動くんだ!」と驚愕し心が震えました。そして、同年代の多くの有能な若手医師達が熱い思いをもってマイクロサージャンへの道に進んでいきました。彼等の活躍はperforator flapを含む新しい皮弁の開発やリンパ浮腫などの新たな領域への進展へとつながり、今やマイクロサージャリーは重要な手術手技の1つとして広く認知され、すでに世界中で多くの患者さんがその恩恵を受けています。

日本マイクロサージャリー学会は、あと4年ほどで50周年という記念すべき日を迎えます。今回の第5回アジア太平洋マイクロサージャリー学会が次の50年(半世紀)への大きなステップにならんことを切望し、皆様と力を合わせて本学会を成功裏に導いて参りたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

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